登録販売者【実務経験なし】でも!30代/40代/50代におすすめの理由とは?
『登録販売者』の資格は、未経験(実務経験なし)でも受験することができ、薬の約9割を占める、第二、三医薬品を扱うことができる『国家資格』です。
『登録販売者』とは、2009年6月施行の薬事法改正により、『薬剤師』とは別に、新しくできた『医薬品販売専門資格』。
ということで、こちらでは、登録販売者の資格について、メリットや資格取得の仕方をご紹介します!
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
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登録販売者とは?なぜ人生やり直しに使える?
『登録販売者』とは、2009年6月施行の薬事法改正により、『薬剤師』とは別に、新しくできた『医薬品販売専門資格』。
薬の約9割を占める、第二、三医薬品を扱うことができる『国家資格』です。
活躍の場は、主に医薬品を取り扱う「ドラックストア」や「コンビニエンスストア」、「スーパー」などの『薬を取り扱う売り場』となります。
受験資格に条件はなく、年齢や学歴、未経験(実務経験なし)からでも資格取得が可能です。
登録販売者の仕事内容
登録販売者の仕事内容は、ドラックストアやコンビニエンスストアなどで医薬品を販売する仕事です。
ですので、病院の薬剤師と似ていますが薬の調合などは行いません。店頭での販売、取り扱いが仕事となります。
登録販売者の具体的な仕事内容
- レジ対応
- 商品の棚だし
- 店頭での接客
となります。
登録販売者のネガティブな口コミは、この仕事内容を勘違いされて資格取得された方の口コミですね。
薬剤師と似ていますが、薬の調合などはできません。
医薬品を専門で取り扱う「販売の仕事」です。
実務経験なし(未経験)から取得できる登録販売者のメリット
では、登録販売者を取得すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
登録販売者のメリットを、以下に挙げてみました。
登録販売者のメリット
- 未経験&学歴に関わらず誰でも資格取得が可能。
- 転職しやすい→転職先が多く、30代・40代・50代からでも求人が比較的多い。
- 30代・40代・50代からでも、長く続けられる仕事内容。
- 正社員採用に有利になる資格。
- 手当が付く場合が多く、収入UPに役立つ資格。
『登録販売者』の資格のメリットを、もう少し以下で詳しくご紹介します。
1、未経験&学歴に関わらず誰でも資格取得が可能。
同じ薬を取り扱う『薬剤師』の資格は、大学で6年制過程を修めて卒業し、やっと受験資格を得られます。
ですので、社会人になってからチャレンジはちょっと難しいと言えるかもしれません。
ですが、『登録販売者』の資格なら、未経験からでも学歴に関係なく受験可能です。
2、転職しやすい→30代・40代・50代からでも求人が多い。
法改正では、これまで薬局やドラックストアのみだった「第2類医薬品」「第3類医薬品」の取り扱いが、『コンビニエンスストア』や『スーパー』でも可能になりました。
この法改正により、活躍の場が増えたことで、求人数が増えた結果、転職がしやすい仕事となりました。
※「第2類医薬品」「第3類医薬品」は薬全体の9割を占めます。
- 「第2類医薬品」:一般的な風邪薬など
- 「第3類医薬品」:ビタミン剤など比較的リスクの低い薬
とはいえ、『薬剤師』or『登録販売者』がいなければ、お店で薬の取り扱いができません。
ということは、薬を扱うお店の数だけ『薬剤師』or『登録販売者』が必要になるということです。
3、50代からでも、長く続けられる仕事。
また、仕事の内容としても、お客様の薬の相談を受ける立場のお仕事ですから、人生経験が長い年齢であることはプラスになります。
もし、あなたにお子さんがいらっしゃるなら、その経験から子供の対処法にも相談にのることができますね。
4、正社員採用に役立つ。
スーパーやコンビニでも『薬を取り扱う売り場』には、『薬剤師』or『登録販売者』の設置義務がありますので、企業側は資格保持者が必要なのです。
とうことで法改正後には、社員に資格取得させる企業が増えました。
5、手当が付く場合が多く、収入UPに役立つ。
手当なら1万円〜5万円程度となります。
もしドラックストアの店長の役職であれば、年収600万ほどは見込めるでしょう。
ということで、収入を安定的に得るために、役立つ資格といえます。
登録販売者資格って実務経験なしだとどうなる?
一人前の登録販売者として働く為には、2年間の実務経験が必要です。
ですので、実務経験がない場合は、見習いとして採用になり、働くことになります。
その場合は雇用される企業にもよりますが、いきなり正社員としてではなくパートとしてかもしれません。
とはいえ、実務経験を2年積めば、薬剤師に代わって、店頭で医薬品を販売することができるようになりますので、(第二、第三医薬品に限る)
正社員へ昇格できる場合もありますし、できなければ、経験と資格を持って転職もできますね。
ちなみに、実務経験が必要なのは、どの国家資格も同じです。
未経験から資格だけ取得していきなり就職できることはまずありませんので、どのみち実務経験は必要なのです。
実務経験なしから実務経験ありになるために必要な情報は登録販売者を「実務経験なしで資格だけ取る」とどうなるかを解説で詳しくご紹介しています。
登録販売者の資格は役に立たない?
資格保持者には手当が付いたり、また採用の条件になることもありますので、資格保持者は転職に有利となりますので役に立つと言えます。
なぜなら医薬品の取り扱いを店舗でする場合は、必ず薬剤師or登録販売者を在中させなくてはならないと法律で定められているからです。
ですので、ドラックストアやコンビニの数だけ需要があるということですね。
登録販売者の求人
登録販売者の求人は転職サイトなどで取り扱いがあります。
こちらでは一般的な求人サイトである「インディード」の登録販売者の求人ページをご紹介します。
ご自身の働く地域の求人があるかどうか、またどの程度の待遇、給与なのかも確認してみては。
ということで、給与のみならず年収も以下でご紹介します。
登録販売者の年収
全国の登録販売者の年収を調べてみました。
ドラックストアや販売スタッフ、品だだしスタッフだと年収300万前後です。
店長候補や店舗管理者となると年収400万弱といったところが、平均的な年収のようです。
ただし、あくまで平均年収ですので、東京と地方では多少違うでしょう。
登録販売者はやめとけ?ぶっちゃけどうなの?
とここまできて、ぶっちゃけ登録販売者を取得するべきかを迷う方もいらっしゃると思います。
ここでキャリアコンサルタントである筆者から少しアドバイスいたしますと、資格を取得して安定的に働きたいという方なら役立つ資格かと思います。
なぜなら、日本ならどのような地域であってもドラックストアやコンビニエンスストアがある場合がほとんどだから。ですので例え田舎であっても家チカで仕事を見つかりやすいからです。
また、資格保持者でなくては薬剤を販売できない独占業務を持つため、一定の需要があるという点もメリットといえるのではないでしょうか。
現在人手不足から、資格保持者は積極的に採用される方向です。
デメリットとしては、年収をご覧になってお分かりかと思いますが、平均的に年収が高い職業ではないので、ガッツリ稼ぎたいという方は宅建士などの別の資格を選んだほうがよいかもしれません。
とはいえお店で働く場合、ほぼシフト制で働くことになるため、自由度の高い働き方が実現しやすい仕事といえます。
登録販売者の仕事のメリットとデメリットをもう一度比較します。
登録販売者のメリット
- シフト制で主婦は時間調整がしやすく働きやすい。
- 薬剤師か登録販売者がいないお店では医薬品の取り扱いができないため、資格を持っているだけで転職に有利となる。
- 登録販売者資格を持っていると手当がつく場合がある。
- 年齢に限らず長く働ける。
- 接客が好きな人にとっては楽しい。
登録販売者のデメリット
- 品出しや陳列などの仕事は事務系の仕事に比べると体力が必要となる。
- 店頭での接客販売の仕事なので、人と接することが苦手なら苦痛になる。
- 年収は400万弱が平均的な賃金のため、大きく稼げる資格ではない。(店舗責任者などになると500万前後が年収となる。)
登録販売者になるには
ということで、登録販売者になるには、まずは資格取得が必要となります。
さらに2年間の実務経験を積む必要があります。
詳しくは社会人の女性が未経験から登録販売者になる5ステップを参考にしていただき、計画的に資格取得することをおすすめします。
登録販売者試験について
では具体的な登録販売者の資格の内容とはどのようなことを勉強するのでしょうか?
以下では簡単に登録販売者試験の概要をまとめました。
登録販売者資格の試験内容
- 役割と目的:医薬品を購入する人の適切な選択を支援する役割を担う。医薬品を販売することに関し、保健衛生上の問題を回避する目的のための資格。
- 試験を主催する団体:各都道府県の薬務主管課
- 受験料:13,600円程度
- 試験日と試験地:8月〜12月ごろ。年1回以上。各都道府県により異なる。(詳細は各都道府県薬務主管課へ)
- 試験内容:マークシート式全120問
①医薬品に共通する特性と基本的な知識。(20問)
②人体の動きと医薬品(20問)
③主な医薬品とその作用(40問)
④薬事関係法規・制度(20問)
⑤医薬品の適正使用・安全対策(20問) - 合格ライン:全体の70%
登録販売者の合格率/難易度/薬剤師との違いなど
登録販売者の合格率は40%程度です。
都道府県によって管轄が違い、試験内容も異なるため、多少受験する県で違いはあるものの、平均的には40%前後といえます。
さらに詳しくは登録販売者試験まとめ(試験/難易度/合格率/必要手続き/薬剤師との違いで、その他の気になる点もご紹介しています。
2023年の試験の期日や申し込み手順について
登録販売者の試験は、国ではなく、各都道府県が管轄です。
ですので、各都道府県の公式ページから最新の情報でご確認ください。
簡単すぎ?難しい?登録販売者の口コミ掲載します
そこで「簡単」なのか「難しい」のか?という口コミがネット上に出てくるわけですが、正直申し上げて、学力は人それぞれ。
一概に簡単すぎるとか、難しいとか言うのはナンセンスかと思います。
ただ司法試験などの難関資格ではありませんし、マークシート式なので、その点はある程度取得しやすいという国家資格の部類に入ります。
ちなみに、薬剤師は6年制の大学へ行かなければ受験資格を得られませんが、登録販売者は受験資格や年齢制限がありませんので、誰でも勉強すれば受験できる点も「簡単」と言われるゆえんかと。
かんたんに登録販売者の資格取得するには?
簡単すぎ?登録販売者の資格取得方法を比較(独学 vs 職業訓練 vs 通信講座)では、一般的な資格取得方法である、独学や職業訓練、通信講座利用の3つの方法のメリットやデメリットを比較してご紹介しています。
登録販売者を独学で取得するためのおすすめテキスト
【登録販売者】独学におすすめのテキスト本10選では、ガチで独学をお考えの方におすすめのテキスト本をまとめています。
登録販売者をハローワークで取得するためのご紹介
雇用保険を納めていた方は諸々手続きはありますが、職業訓練も視野に入れてみては。ハローワーク職業訓練で【登録販売者】の資格を取るにはで申請の流れをご紹介します。
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登録販売者おすすめの資格通信講座のご紹介
登録販売者の資格取得おすすめ通信講座一覧
通信講座 | 特徴 | 勉強の仕方 | /期間 | 費用
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スタディング公式ページへ>> | 机に向かえない忙しい人におすすめ。スマホ有効活用で最短合格を狙う方に。内容が分かりやすく使いやすいサービスが充実。『安かろう悪かろう』が当てはまらない良質なオンライン通信講座。 | オンライン中心型 (講義動画 合計約17時間) | 24,800円 約1年間 |
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さいごに:登録販売者は学歴や年齢に関係なく勉強すれば誰でもなれます
いかがでしたでしょうか。今回は登録販売者の資格について網羅的にご紹介しました。
登録販売者は医薬品を取り扱うことができる、薬剤師に代わる販売資格ですが、学歴や年齢に関係なく勉強すれば誰でもなれます。
ということで、全国どこでも需要があるため、資格取得で仕事を得たい方におすすめの資格といえますね。
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