ービジネスアイテムー
転職や仕事に使えるアイテムを集めました。
こちらでは、国家資格である登録販売者の資格について(仕事内容や年収、求人情報など)や、資格取得のメリットとデメリットについてご紹介します。また、取得するために必要な難易度や合格率などについてもご紹介します。
資格取得について迷っている方や、情報を探している方なら参考になるはず。
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
アパレル系企業で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。現在は夫が経営するショップの運営に携わりつつ労務管理を担当。
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『登録販売者』とは、2009年6月施行の薬事法改正によりできた国家資格です。
薬剤師に代わり、薬の9割の取り扱い(第二医薬品と第三医薬品)の取り扱いが可能な為、薬剤師不足を補うためにできました。
登録販売者の仕事内容は、ドラックストアやコンビニエンスストアなどで医薬品を販売する仕事です。
ですので、薬剤資格ですが調合などは行いません。店頭での販売、取り扱いとなります。
資格保持者には手当が付いたり、また採用の条件になることもありますので、資格保持者は転職に有利となります。
なぜなら医薬品の取り扱いを店舗でする場合は、必ず薬剤師or登録販売者を在中させなくてはならないと法律で定められているからです。
ですので、ドラックストアやコンビニの数だけ需要があるということです。
ということで、取得すれば生涯収入UPに役立ちます。
では実際に実際に求人を次に見てみましょう。
登録販売者の求人は転職サイトなどで取り扱いがあります。
こちらでは一般的な求人サイトである「インディード」の登録販売者の求人ページをご紹介します。
ご自身の働く地域の求人があるかどうか、またどの程度の待遇、給与なのかも確認してみては。
ということで、給与のみならず年収も以下でご紹介します。
ということで、登録販売者の年収を調べてみました。
ドラックストアや販売スタッフ、品だだしスタッフだと年収300万前後です。
店長候補や店舗管理者となると年収400万弱といったところが、平均的な年収のようです。
ただし、あくまで平均年収ですので、東京と地方では多少違うでしょう。
とここまできて、ぶっちゃけ登録販売者を取得するべきかを迷う方もいらっしゃると思います。
ここでキャリアコンサルタントから少しアドバイスいたしますと、資格を取得して安定的に働きたいという方なら役立つ資格かと思います。
なぜなら、日本ならどのような地域であってもドラックストアやコンビニエンスストアがある場合がほとんどだから。ですので例え田舎であっても家チカで仕事を見つかりやすいからです。
また、資格保持者でなくては薬剤を販売できないため、一定の需要があるという点もメリットといえるのではないでしょうか。
現在人手不足から、資格保持者は積極的に採用される方向です。
デメリットとしては、年収をご覧になってお分かりかと思いますが、平均的に年収が高い職業ではないので、ガッツリ稼ぎたいという方は宅建士などの別の資格を選んだほうがよいかもしれません。
とはいえお店で働く場合、ほぼシフト制で働くことになるため、自由度の高い働き方が実現しやすい仕事といえます。
ということで、登録販売者になるには、まずは資格取得が必要となります。
とはいえ、取得してすぐに登録販売者になれるわけではなく、実務経験がなければ、見習い扱いとなりますので、そのあたりは社会人の女性が未経験から登録販売者になる5ステップを参考にしていただき、計画的に資格取得することをおすすめします。
では具体的な登録販売者の資格の内容とはどのようなことを勉強するのでしょうか?
以下では簡単に登録販売者試験の概要をまとめました。
登録販売者の合格率は40%程度です。
都道府県によって管轄が違い、試験内容も異なるため、多少受験する県で違いはあるものの、平均的には40%前後といえます。
そこで「簡単」なのか「難しい」のか?という口コミがネット上に出てくるわけですが、正直申し上げて、学力は人それぞれ。
一概に簡単すぎるとか、難しいとか言うのはナンセンスかと思います。
ただ司法試験などの難関資格ではありませんし、マークシート式なので、その点はある程度取得しやすいという国家資格の部類に入ります。
ちなみに、薬剤師は6年制の大学へ行かなければ受験資格を得られませんが、登録販売者は受験資格や年齢制限がありませんので、誰でも勉強すれば受験できる点も「簡単」と言われるゆえんかと。
佐賀大学で受験した登録販売者試験。
— やなぎ (@seabassmasters1) December 11, 2022
解答用紙への転記ミスがなければ合格してると思う。
参考書もいろいろあるけど、参考書は一度だけ読んで、あとはひたすらきくりんさんのYouTubeを観てた。
会社の往復で視聴して、帰宅してからノートに書きながら視聴してた。
構成や説明、大変助かった。 pic.twitter.com/gwrSwGMwfH
【R5登録販売者試験受験のみなさんへ📖🖌】
— こりん@登販試験九州【結果待ち】 (@cxxxn_) December 12, 2022
恥晒しにはなりますが励ましのつもりで🐰
私は偏差値40の高校を出ていて
専門学校も大学も行ってない、高卒です。
ど田舎の工場に就職して11年、
転職もした事ありません。
だけど独学で、一発で
117点で合格できました
やればできます!諦めずに頑張って! pic.twitter.com/AO0kvTnsW2
いかがでしたでしょうか。今回は登録販売者の資格について網羅的にご紹介しました。
登録販売者は医薬品を取り扱うことができる、薬剤師に代わる販売資格ですが、学歴や年齢に関係なく勉強すれば誰でもなれます。
ということで、全国どこでも需要があるため、資格取得で仕事を得たい方におすすめの資格といえますね。