【40代女性】履歴書の書き方|学歴っていつから?サンプルありでご紹介!
こちらでは、40代女性が履歴書を作成する際に、気をつけたいポイントを盛り込みながら、基本の履歴書の書き方をご紹介します。
40代になって久しぶりに転職活動する方、ブランクありで再就職を目指す方、ぜひ参考にご覧ください。
キャリアコンサルタントとして、多くの方の転職に携わった経験をもとにご紹介します!
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
【40代女性】履歴書の書き方の6つのポイント
履歴書は、採用担当者にあなたを知ってもらう為の最初のツールです。履歴書でNGの場合は、次の面接へは進めません。
40代女性の履歴書作成で、押さえたい基本ポイントは以下の通り。
履歴書はパソコンで作成?それとも手書き?
紙の履歴書を送付する場合は、手書きで書きましょう。採用担当者によっては、パソコンで作成してプリントアウトしたものでも、全く問題ないこともあります。
ですが、ネット上で応募する『Web履歴書』でない限りは、手書きの方が間違いありません。
もちろん『丁寧に』が鉄則です。誤字脱字もNGです。修正液も使用不可です。間違えたら最初から書き直します。(キビシーですね。^^;)
採用担当者がどう判断するかが分からないものは、『間違いない方』を選択するのが鉄則。
履歴書はどんな書式を選べばOK?
履歴書を、ネット上で無料ダウンロードして、プリントアウトすることも可能です。
ですが紙の履歴書を購入して、使用する方が無難です。
内容重視の採用担当者が増えつつある昨今ですが、これも使用する用紙や、プリントアウトの完成度が低いと、印象を落としかねないからです。
ちまたには、色々な書式の履歴書があります。どの種類にしたらよいのか迷った場合は、志望動機の書く欄が大きいものを選びましょう。
40代になった今、まずはこの点でアピールが重要です。
履歴書のサイズって?
送付するときは、折らないでOKな封筒を利用しましょう。
できれば、クリアファイルに入れるのがおすすめです。万が一の雨など濡れたときや、シワや折れも安心です。
一度提出した履歴書、もう一回使える?
たとえ内容は同じだったとしても、相手に失礼です。これがバレたら、採用はかなり遠のくと思いましょう。
学歴って40代の場合、いつから書くの?
学校名は全て正式名称で記入します。
卒業年数は、西暦か和暦かどちらでも構いませんが、職務経歴書も含めて、全体で統一すること。
年と月は間違えないように気をつけましょう。
ブランクってどうやって書くの?
職務経歴書では、病気や出産で退社した場合はその旨を記入します。(履歴書は一身上の都合とします。)
40代女性の履歴書の書き方 〜サンプル 左ページ 〜
まずは、履歴書の右側のページのサンプルと、注意点を番号順にご紹介します。
❶履歴書を送付する場合は、送付する日付、持参する場合は、持参する日にします。
❷真ん中あたりに、大きく丁寧に書きます。戸籍上の名前で苗字と名前は少しあけます。『ふりがな』ならひらがな、『フリガナ』ならカタカナで。
❸和暦か西暦か、どちらでもOKですが、履歴書&職務経歴書全体で統一すること。
❹都道府県名から略さず、住民票に準拠させます。電話番号は固定電話がなければ携帯番号のみを『携帯』と記入して書きます。
空欄になる場合は、Eメールアドレスを記入してもOK。
❺3ヶ月以内に撮影した証明写真を。パートの応募でもスーツで撮影したものがのぞましいです。
詳しくは40代女性 履歴書の写真の服装や髪型ってどんな感じ?をご覧ください。
❻高校卒業からでOK。学校名は正式名称で。高校は『高等学校』と記入を。大学や専門学校は、学部や専攻名まで書きます。
❼職歴は一行あけ『職歴』として時系列で記入します。
退職理由は自己都合なら『一身上の都合により退職』と入れましょう。
現在の経歴については『現在に至る』と記載し、『以上』でしめます。
40代女性の履歴書の書き方 〜サンプル 右ページ〜
❽取得した順に、略さず正式名称で記入します。現在資格取得の為、勉強中の資格があれば、その旨も記入します。
❾なぜ、この会社を選んだのか、自分がどのように役立てるのかを記入します。
また、あなたの強みやアピールポイントを出来るだけ具体的に記入しましょう。
余白は少なくが鉄則です。
❿特別なければ『すべて貴社の規定に従います。』と記入します。
もし、希望職種や、希望勤務地等があれば記入しても構いません。
❿正社員の募集に応募する場合、例のように、『就業時間の短縮にともない、雇用形態の変更や、減給などにも応じることも可能です。』などと記入すると、40代でも面接に通りやすいです。(あくまで、そのような条件でも働きたければですが。)
【40代女性】職務経歴書の書き方
40代女性の履歴書の書き方が分かったところで、職務経歴書や添え状など、履歴書以外の書類についてもご紹介します。
職務経歴書には、『職能型』や『時系列型』など、色々な書き方があります。
そんな中で、40代の場合は『折衷型』がおすすめです。
40代女性におすすめの『折衷型』の職務経歴書とは?
まず『折衷型』とを簡単にご紹介します。
まず、経歴を時系列の編年体型(履歴書と同じ古い順に書く方法)順番に並べます。
そして、それぞれの経歴に『経験』や『職務内容』を盛り込む職能型を入れて、『編年体型』と『職能型』の両方の良いとこ取りをする書き方です。
さらに、それぞれの『経験』や『職務内容』にプラスして、今回の応募企業にPRできることを『取り組み・成果・評価』『経験したことやスキル』などの項目を作ってPRします。
こうすることで分かりやすいだけでなく、それぞれの経歴で、『応募企業にとって役立つ経験を積んできた人材』であることをPRできます。
また、そのPRを拾って面接で使うことを考えて作成すれば、面接対策も同時にできます。
と、文章で説明されてもピンとこないかと思いますので ^^;
以下の記事で具体的に作成したものを参考にしてみてください。
40代女性の職務経歴書の書き方
添え状って必要?
添え状については、書類を持参せず、送付する場合は添付するのがおすすめです。
丁寧な対応をすれば、『この人を採用したら丁寧に得意先にも対応してくれそうだな。』という評価に至ることもあります。
具体的な添え状の書き方は以下でご覧ください。
添え状の書き方
それ以外の40代の転職書類で必要なことは、以下でまとめてますので、よろしければこちらも参考にしてみてください。
【40代女性】書類作成で知っておきたいこととは?
40代女性が転職で履歴書や職務経歴書などを作成する際に、知っておくと良いことを以下で一覧にしています。
全部採用にはなっていませんが ^^; 提出した書類審査は、全て通過した筆者の秘策もご紹介しています。
40代女性の面接対策
書類通過できたら、次は面接対策です。
40代女性の転職面接は、20代の頃や新卒とは違います。また、仕事上での会社訪問とも違います。
と、実際に40代で転職をしてみて実感しています。
では、具体的にどのような面接対策が必要なのか?
ここで、簡単にご説明が難しいので、他の記事でご紹介しています。また、キャリアコンサルタントとして持っている情報も惜しみなく盛り込んでいますので、参考になれば。
40代女性におすすめの国家資格資格
転職する際に、資格取得はとても有効です。
なぜなら、40代の培った経験を客観的に測定し証明できるから。
そんな中で、一生モノとして役立つ資格といえば『国家資格』。国家資格を取得するメリットは、その知名度と権威性です。
転職に使えない資格がごまんとある中で、国家資格を取得するメリットはやはり高いと言えます。
ということで、40代女性におすすめの国家資格を以下でご紹介します。
40代におすすめの仕事探し
みなさん、40代女性に合った『転職サイト』や『転職エージェント』を利用されてますでしょうか?
世の中には、40代女性を全くターゲットにしていない『転職サイト』や『転職エージェント』があるのも事実。
すでに、履歴書を作成されるのであれば、もう希望の求人があるということですよね。
ですがもし、『とりあえずの応募。』なら、もう少し守備範囲を広げて、または、自分にマッチした求人サイトから探してみるのも可能性を広げるコツです。
以下でご紹介する40代女性におすすめの『転職エージェント』や『転職サイト』で、まだチェックしていないサイトがあれば、そちらも探してみてはいかがでしょうか。
さいごに:40代女性の履歴書の書き方は、基本を押さえつつ、自分を売り込む姿勢で
いかがでしたでしょうか。40代女性のための履歴書の書き方をご紹介しました。
基本的な書き方をしっかり押さえつつ、アピールできるところは『全力で売り込む』という姿勢が大切です。
仕事柄、色々な方の履歴書を拝見してきましたが、書類には『人となり』のようなものが、確かに出ます。
一生懸命書けば、やっぱり伝わるんですね。
採用者はそんな方からの応募を、心待ちにしています。
ぜひ、こちらでご紹介した内容を参考に、面接へ進んで採用を勝ち取ってくださいね。