50代からの挑戦!登録販売者への道と成功の秘訣
こちらでは、これから登録販売者の資格を取得して、転職をお考えの50代の社会人女性の方へ向けて、未経験(実務経験なし)からのステップ方法をご紹介します。
キャリアコンサルタントとして持っている情報も織り交ぜながらご紹介していきます。
どのような順序で行動すればよいかが分かれば、最短時間で無駄なく確実に収入UPできます!
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
50代の女性が未経験(実務経験なし)から登録販売者になるには
まずは、簡単に登録販売者の資格概要からご紹介していきます。
そして、未経験からどのようなロードマップで、資格取得から正式な登録販売者として働くかをご紹介します。
登録販売者とは?どんな資格?
『登録販売者』の資格は、未経験(実務経験なし)でも受験することができ、薬の約9割を占める、第二、三医薬品を扱うことができる『国家資格』です。
『登録販売者』とは、2009年6月施行の薬事法改正により、『薬剤師』とは別に、新しくできた『医薬品販売専門資格』です。
薬剤師になるには、専門大学へ6年間通う必要がありますが、登録販売者は年齢や経験などの条件がないため、誰でも受験できます。
登録販売者とは?どんな仕事?
登録販売者の仕事は、ドラックストアやコンビニエンスストア、調剤薬局などの医薬品を取り扱うお店で働く、薬の販売をする仕事です。
更に詳しくは、登録販売者【実務経験なし】でも!30代/40代/50代におすすめの理由とは?でご紹介しています。
50代で登録販売者の資格が生かせる場面
お店が医薬品を取り扱うためには、薬剤師or登録販売者を必ず1名以上設置することが法律で定められています。
ですので、医薬品を取り扱うドラックストアやコンビニエンスストア、薬局などで資格取得者の需要があります。
医薬品の販売制度→厚生労働省ホームページ
50代から資格取得の意味があるのか?→あります
50代から資格取得の意味があるのか?と多くの方が疑問に思われているようですが、50代から資格取得の意味があります。
理由は以下の通り。
- 私達50代は、65歳以上になっても、年金が足りないので働く必要がある。ということは、あと20年位は使える資格。
- 一般パートと差別化するには、専門性を補う資格は必須。手当がつく可能性もある。
- 登録販売者は、医薬品を取り扱うことができる独占業務を持つ資格なので需要がある。仕事を得やすい。
- 年齢や経験がプラスに働く仕事なので、年をとっても仕事を続けやすい。
- 地方でもドラックストアや薬局、コンビニエンスストアがあれば働く場所があるので、仕事を見つけやすい。
現在働き方や社会構造が大きく変化している過渡期です。この先100%安泰な仕事は存在しません。ですので、登録販売者を取得すれば、確実に仕事があるとか、確実に収入が上がるとかではないです。資格の活かし方や収入を上げるには、ご本人が考え行動していくしかありません。
もし迷う場合は、ご自分の働きたい地域で、ドラックストアやコンビニエンスストアで50代以上の求人があるかどうか探してみると良いかと思います。
パートで探す→シゴトin
正社員で探す→リクナビNEXT
50代の女性が未経験(実務経験なし)から登録販売者になる5ステップ
登録販売者として働くことを目指す方は、資格取得の前に、まずは経験を積めるドラックストアなどの仕事を探しましょう。
なぜなら、もし資格取得できたも、過去5年間のうち1,920時間以上経験がなければ登録販売者として働くために必要な『販売従事登録』が行えません。
ということで、ざっくりな転職ステップ方法は以下の5ステップとなります。
登録販売者の国家資格を取得しても、過去5年間のうち1,920時間以上の実務経験が必要です。満たない場合は研修生扱いとなります。ですので、まず先に経験を積みはじめましょう。
資格取得してから2年間の経験を積むより、資格取得の期間からアルバイトで経験を積めば、資格取得後は最短で『販売従事登録』ができます。
登録販売者の資格を取得した後は、足りない実務経験を引き続き積みます。
ちなみに、販売従事登録は、勤務先がある都道府県に対して申請します。
申請をおこなうと販売従事登録証が発行されます。
販売従事登録証を発行してもらうためには、登録販売者の合格通知書や医師による診断書など準備書類が必要となります。
詳しくは、申請先の各都道府県へ確認しましょう。
また、登録手数料もかかりますが、都道府県によって異なります。
販売従事登録申請書の提出や販売従事登録証の受け取りは、窓口または郵送で可能です。
申請から交付までは数日以上かかりますので、余裕をもって申請します。
実務従事証明書を受け取ったら、正社員として転職活動を始めます。
↓ということで、50代から登録販売者の資格を取得して、登録販売者になるまでの詳細を知りたい方は、以下をご覧いただくとほぼ解決するかと思います。
登録販売者の求人を探すには?
登録販売者の就業先を探すには、『登録販売者』のキーワード検索だと、表示求人が限られます。
転職サイトによっては出てこないことがあります。
ですので、薬局、ドラックストア、コンビニエンスストア、スーパーなどの求人から探すのがおすすめです。
もし迷う場合は、ご自分の働きたい地域で、ドラックストアやコンビニエンスストアで50代以上の求人があるかどうか探してみると良いかと思います。具体的な給与や待遇も分かりますよ。
パートで探す→シゴトin
正社員で探す→リクナビNEXT
登録販売者の資格の難易度や合格率は?
ところで、登録販売者の資格の難易度ってどうなんだろ?という方は、登録販売者試験まとめ(難易度/合格率/薬剤師との違い)をお読みいただくとよいかと思います。
受験した場合の難易度や、合格率などをご紹介しています。
自宅で独学できる登録販売者通信講座のご紹介
登録販売者の資格取得おすすめ通信講座一覧
通信講座 | 特徴 | 勉強の仕方 | /期間 | 費用
ヒューマンアカデミーたのまな「登録販売者」公式ページへ>> | 登録販売者資格の受験合格に必要な情報をまとめた厚生労働省通知『試験問題の作成に関する手引』を網羅的に理解できる教材内容。基本をしっかり理解しつつ、オンラインで効率的に学びたい方に。 | オンライン・テキスト折衷型 (講義動画 5時間30分) | 一般教育訓練給付制度対象講座 44,800円 (6~18ヶ月) |
スタディング公式ページへ>> | 机に向かえない忙しい人におすすめ。スマホ有効活用で最短合格を狙う方に。内容が分かりやすく使いやすいサービスが充実。『安かろう悪かろう』が当てはまらない良質なオンライン通信講座。 | オンライン中心型 (講義動画 合計約17時間) | 24,800円 約1年間 |
ユーキャン公式ページへ>> | テキスト中心型の勉強教材。質問対応が手厚い。デジタルテキストなしならもっとお得に。 | テキスト中心型 (不明) | 一般教育訓練給付制度対象講座 49,000円〜 6ヶ月〜14ヶ月 |
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さいごに:50代女性の資格の活かし方は経験で決めます
いかがでしたでしょうか。
今回は50代女性の方へ向けて、登録販売者資格を取得するかを決めるための情報をご紹介しました。
どの資格を取得しても、実務経験なしからいきなり仕事はまずありえません。
ただし、これまでの経験に関連するものがあれば、資格取得だけですぐに収入に繋がりやすいです。
ですので、ご自身の経験とこの先のキャリアビジョンと、今置かれている状況によって選択して下さい。
是非参考にして頂き、ご自分にとってベストな選択をしてくださいね。