40代・50代・60代女性におすすめの定年のない仕事と資格とは?
こちらでは40代・50代・60代の女性へ向けて、定年のない仕事と資格(スキル)についてご紹介します。
40代・50代・50代が未経験からでも、目指せる資格(スキル)について、国の政策や現在の雇用状況からして、今何をするべきかをご紹介します。
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
40代・50代・60代女性におすすめの定年のない仕事と資格とは?
40代・50代・60代女性が不安に思うこと。
それは老後ですよね。
なぜなら、年金が足りないから。
年金とは別に、老後に2,000万の資金が必要といわれる、いわゆる「2,000万問題」は、あながち外れてはいないとか。
でも、今からどうやって2,000万も貯めるのか?
「いや〜そんなのムリよね。」
と諦めたくなりますよね。
でもそんなことを言っていては、本当に食いっぱぐれますので、やはり考えなければなりません。
「でも定年を考えるともうそんなに長く働けないかも・・・」
そこで思いつくのが、「定年のない仕事」です。
要するに食いっぱぐれない仕事とは、定年のない仕事ってことですよね。
ところで、定年のない仕事って、みなさん何だと思いますか?
40代・50代・60歳女性におすすすめと言われる資格、例えば 医療事務とか、登録販売者とか、日本語教師(登録日本語教員) とか・・・
このような資格は、確かに長く働ける資格です。
こちらのブログソフィーでも 40代女性が「あと25年働ける」プロがおすすめする資格とその方法とは?でご紹介しています。
日本語教師(登録日本語教員)の資格などは、60代以上から資格を取得する方もいらっしゃいます。
でも、よく考えてみてください。
どこかに雇用されるということは、必ず定年があるということです。だから、食いっぱぐれない資格とは言い難いのではないでしょうか。
現在、政府は定年制度をさらに伸ばす方向で審議していますが、とはいえどこかに雇用されるということは、いつかはやはり定年が来るのです。
なぜなら、雇用する側が「うちの会社は65歳が定年です。」といえば、それ以上は働けないからです。
「え?じゃあ定年のない仕事ってないの?」
いえいえ、そんなことはありません。
定年のない仕事とは、要するにどこにも雇用されないで働くってことです。
どこにも雇用されなければ、自分で定年の年齢を決めることができます。
どこにも雇用されないので、自営業とも言います。もしくは、個人事業主。もしくはフリーランス。
「なんだ、そんなのムリじゃん。」
そんな声が聞こえてきそうですね。
ですが時代は大きく変わり、令和の現在は、昭和の頃のようにどこかに借金をして膨大な資金を集めて起業しなくても、ノーリスクでほぼ0円からパソコン一つで個人事業主になれる時代に変わったのです。
それって、言い換えれば、副業のこと。もしくは在宅ワークってことです。
女性が食いっぱぐれない仕事と資格
もうさっしがつくかと思いますが、食いっぱぐれない定年のない仕事とは、「ITスキル、パソコンスキル」です。
もしパソコンスキルを身につけ、フリーランスとして仕事をするスキルを身につければ、食いっぱぐれることはありません。
つまり「今から在宅ワークスキルをみにつけましょ」ってことです。
在宅ワークスキルなので、今から資格取得をしたあと、働き口を探す必要もありません。もちろん定年もありません。
収入を会社に頼らず得るスキルさえ持っていれば、食いっぱぐれることもありませんし、年金が足りないと焦る必要もなくなります。
50代以上の方は、パソコンなんてムリと思うかもしれませんが、老後も体力的にラクで、しかも定年がない仕事というと、この先「パソコンを利用する仕事しかない」といっても過言ではありません。
想像してみてください。
自分が65歳(2025年4月からの定年の年齢)になって、仕事を辞め、年金生活者になったとき、どのような仕事ができると思いますか?
実は政府は今後65歳以上の定年退職者に対して、以下の3つの仕事へ促すようキャリアコンサルタントに要請しています。
- 継続雇用制度の導入での働き方
- 起業やフリーランス希望者への業務委託での仕事
- 社会的貢献事業での仕事
上述の内容は、現在サラリーマンとして働いている男性・女性の方を対象に考えられた内容です。
どれならできそうですか?
現在の雇用状況は、すでにITスキルの格差が、収入の格差になっており、ITリテラシーのない人ほど仕事を得にくくなっています。
もしあなたが、主婦や現在パートやアルバイトなどの非正規雇用ならなおさらです。
つまり何の仕事を得るにも、どちらにしても、この先食いっぱぐれないためには、ITスキルが必須ということです。
本当は、今からでもプログラミングスキルを身につけ、DX人材になることが、私たちキャリアコンサルタントとしては、一番おすすめしたい方法なのですが・・・
なぜなら、圧倒的に現在の日本ではDX人材が不足しているからです。
2023の就職状況といいますと、DX人材ならば仕事はいくらでも選べる状況です。年収も600万以上、この先確実に食いっぱぐれない仕事といえます。
そしてこの先は、今よりさらにこの傾向は進むでしょう。
そして恐ろしいことに、現在ある仕事もなくなっている可能性さえあります。
例えば昭和の時代の話ですが、駅の駅員さんは自動改札機ができて激減しました。
ですので、今ある仕事がずっと「ある」とも限らないのです。
ただ一つはっきり言えることは、パソコンを使用する仕事は、40代・50代・60代が「生きている間はなくならない」ということです。
しかもこれから需要はさらに増えます。
そして、今ない仕事が新しくできます。ですが、この「新しい仕事」はITスキルを使用する仕事である可能性が高いです。
だからパソコンスキルは、本当の意味での定年のない仕事を得るための、食いっぱぐれない資格(スキル)と言えます。
「でもパソコンを使用する仕事なんて、今からできるようになるのかしら?」
ちょっと心配になりますが、大丈夫です。できるようになります。
いまや、国も無視できないほど、在宅ワークでの税収は増えており、相当数の人が収入を得ています。
ですので、在宅ワークが限られた人のものだとか、怪しい仕事しかないとかと思われている方は収入を得る手段になるということを知らないだけなのです。
今、収入を得るのに重要なことは、情報を持っているか否かです。「どこに就職するか」ではありません。
「昭和の収入の増やし方」を、令和の時代にアップデートしましょう。
パソコンスキルはしっかりと勉強すれば、必ずできるようになります。
なぜなら、筆者自身が40代で全くの未経験から始めて、現在収入を得ているからです。
実はパソコンスキルを身につけることは、今から国家資格を取得する労力と変わらない、もしくはもっと簡単といえます。
40代・50代・60代女性が今からできるパソコンスキルって何?
40代。50代・60代が今からできるITスキルとは?
まず挙がるのが、プログラミングです。
「何言ってるんだろ、ムリでしょ。」
と思う方もいらっしゃると思いますが・・^^;
まあきいてください。
プログラミングとは、コンピューターに指示を出すためのスキルです。
現在の小中学校では、この先の時代に対応すべくプログラミングの授業を組み入れています。
小学生から学べますので、40代・50代・60代が学べないということはありません。
とはいえ、多くの40代以上の女性の方に、プログラミングスキルを身につけて、いきなり「DX人材になりましょう。」というのは、ちょっとハードルが高すぎると感じます。
40代以上の女性の再就職が厳しい
あともう一つ、フリーランスを勧める理由があります。それは現在50代以上の女性の就職先が少ないことです。
女性の年齢が上がっても続けて働ける女性の方というのは、現在の日本の社会では、公務員や一部のエグゼクティブな人材の方などです。
また、看護師、薬剤師、歯科衛生士、介護士などの人手不足の専門職も、40代以上でも仕事を得やすいといえます。
ですが、例えば短大卒でOLだった方が、寿退社で出産、子育てをし、その後ブランクありで再就職をしようとすると、かなり仕事を得ることが難しいというのが、現在の状況です。
日本の企業が女性活用に追いついていない
現在日本は少子高齢化より、企業の人手不足が深刻になっています。
そんな中で、比較的層の厚い団塊ジュニア世代の女性を活用するというのが、一つの解決策だと私は考えています。ですが求人を見る限り、そのような視点を持っている企業は僅かです。
未だに20代採用ににこだわる企業が多いのに、本当に辟易します。
これは、求人を探す人事担当者の頭の中が、昭和の時代のままになっているからなのでは?と私自身は思っていますが、いずれにしても、50代以上の女性が働ける企業がとても少ないのです。
たぶんですが、子供を持つ女性や、介護をする女性など、長時間働けない人材になりうる人の採用を避けているということが考えられます。
もしそのような人材を活用するとなると、企業の人事制度を抜本的に改革しなくてはなりません。これぞDXするところですが、それができないのが現在の日本の大半の企業。
でも、これを避けて通ることはできません。なぜなら、企業が存続できなくなるからです。
否が応でも、日本の企業はDX化せざるおえません。なぜなら、世界がDX化しているから。
日本が鎖国しているなら別ですが、これだけグローバル化が進んでいるのに、日本企業だけ昭和の時代のやり方が通用するはずがありません。
ですが、企業が変革してくれることを、私達は待ってはいられません。
ですので、こちらで企業に依存しないで収入を得られるようになりましょうと申し上げているのです。
ということで、以下では、筆者の経験から40代・50代の女性が初心者から始められ、定年を気にせず収入を手に入れるための資格・スキルをご紹介します。
パソコンはムリと思うならこちらの資格がおすすめです
もし、パソコンで仕事をすることが難しい方は、以下の資格を取得して仕事につなげましょう。
未経験から始められて、長く働くのに使える資格です。どの資格も大卒などの学歴は必要ありません。
日本語教師(登録日本語教員)
50代女性が人生やり直しを考えるなら『日本語教師(登録日本語教員)』の資格です。
40代以上の就職率が高いため、これから資格を取得して転職も可能です。
先生という仕事柄、年齢がネックになることもありません。60代からチャレンジされる方も多数です。
大卒でないなら、国が指定した講義を受講する必要がありますが、以下の文化庁認定の講座を選べば OKです。
高卒もOK。受験資格はありません。
\ 文化庁認定の教育訓練給付制度 指定講座です/
おすすめ理由を、もっと詳しく知りたい方はコチラをどうぞ♪
重度訪問介護従業者養成研修
重度訪問介護従業者養成研修とは、障害をお持ちの方の介助を行うことができるようになる資格です。
介護の業界でこのスキルを持っている人が少ないため、介護業界で高収入で仕事できます。需要が高く40代以上でも就職できます。
研修終了後は、看護師等の指導の下で実地研修を行った後に、吸引や経管栄養などの医療的ケアを実施できるようになります。(特定の利用者のみ)
\ 月額30万以上の高収入のお仕事多数/
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医療事務
事務系の仕事をお探しなら、病院などで働く医療分野の医療事務資格を取得すれば転職可能です。
ただし15種類ほどある民間資格である医療事務資格は、取得しても転職に役立たないものも紛れています。
ちなみに、医療事務には国家資格はありません。
ということで、おすすめの医療事務資格は『診療報酬請求事務能力認定試験』です。
公的な色が強いので、一定の評価につながる医療事務資格です。
そして格安の通信講座なら『フォーサイト』です。
医療事務『診療報酬請求事務能力認定試験』対応講座は2社のみ
\ ヒューマンは無料資料請求できるので比べてみては /
『診療報酬請求事務能力認定試験』の対策講座は、『フォーサイト』と『ヒューマンアカデミー医療事務講座』の2社のみです。以下でその2社を比較してご紹介します。
登録販売者
『登録販売者』の国家資格は、ドラックストアやコンビニなどで、薬剤師に代わって医薬品を販売する資格です。こちらも年齢を気にせず働けます。
シフト制で時間的自由が利く仕事です。しかも持っているだけで手当も付くため収入UPにもつながります。
高卒もOK。受験資格はありません。おすすめ通信講座はコチラ。
\ 安く確実に取得したいなら/
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まずは仕事を探したいなら 年齢別でご紹介します
おすすめの派遣会社(20代〜50代の年齢別)
最近の派遣社員は、時短で在宅ワークもあり、コロナ前の派遣とはちょっと変わってきました。
官公庁や学校事務などの残業のない仕事のある派遣会社をピックUPしました。
主婦のパート
こちらの記事は、一般的なパートと在宅ワークのパートと一緒にしてご紹介しています。目安年齢入りで、効率よく仕事を探せます。
パソコンを使わない在宅ワークもご紹介しています。
50代女性の人生やり直しできる資格
50代のパソコンスキルを取得するステップUP方法
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、食いっぱぐれない仕事と資格についてご紹介しました。
定年のない仕事とは、誰からも雇用されない仕事です。ですので、個人事業主ということになります。
一昔前は、個人で起業するにはかなりのリスクと、スキル、そして勇気が必要でした。
ですが、現在は誰でも、パソコン一つで簡単にできます。
やっている人といない人の違いは、能力の違いというより、情報を持っているかどうかです。
それだけで、生涯収入に大きな開きが出ます。
ぜひ参考にしていただき、定年のない仕事を手に入れてください。
こちらの記事が皆様のお役に立てば幸いです。