3日で取れる手に職をつけらる資格「重度訪問介護従業者養成研修」とは?

こちらでは、3日間で取得できる介護資格である『重度訪問介護従業者養成研修』についてご紹介します。
希少性が高いため平均給与が比較的高く、これから介護の仕事を始めるならおすすめです。
ということで『重度訪問介護従業者養成研修』の資格についてや、取得後の仕事についてご紹介します。

・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
重度訪問介護従業者とは

重度訪問介護従業者とは、障害程度区分4〜6に該当する重度の肢体不自由者の方にサービスを提供するために取得する資格です。
仕事の内容
重度訪問介護従業者の仕事内容は、障害のある方のお宅を訪問し、食事や入浴、排泄などの介助をする仕事です。
調理や洗濯、掃除といった家事などもお手伝いします。
また、外出時の移動介助などを行うこともあります。
ホームヘルパーとの違い

ホームヘルパーの仕事は、「介護職員初任者研修」を終了することが必要です。
介護保険制度上では訪問介護員と呼ばれ、要介護認定を受けた高齢者にサービスを提供するのが主な仕事となります。
食事や入浴の介助、洗濯や掃除といった家事のサポート、生活上の助言や精神面への支援などとなり、重度の方の訪問介護はすることができません。
重度訪問介護従業者として働くには
重度訪問介護従業者として働くには、「重度訪問介護従事者養成研修」を修了している必要があります。
重度訪問介護従業者の給与相場
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
29歳以下 | 30.3万円 | 29.1万円 |
30〜39歳 | 35.1万円 | 31.5万円 |
40〜49歳 | 36.6万円 | 32.4万円 |
50〜59歳 | 34.1万円 | 32.4万円 |
60歳以上 | 29.7万円 | 29.5万円 |
重度訪問介護従業者の将来性
現在重度の障害の方に対応できるスキルを持った介護人材が不足しています。
さらに、今後高齢者が増えることで、重度の障害を持った方も増えることが予想されます。
そのためさらに活躍の場が広がる資格と言えるでしょう。
重度訪問介護従業者の次に目指すキャリア
重度訪問介護従業者の次に目指すキャリアは、「サービス管理責任者」、「介護福祉士」、「居宅介護従事者養成研修」などの資格を取得し「サービス管理責任者」として仕事をすることです。
「サービス管理責任者」は、ヘルパーにサービス等の利用計画を伝え、必要に応じてヘルパーへの指導や管理をするリーダー的な仕事といえます。
重度訪問介護従業者の資格取得方法
重度訪問介護従業者の資格取得のメリット・デメリット
メリット
介護保険制度に基づく研修のみを受けた一般的なホームヘルパーに比べて給与が高く、この先も必要とされる将来性のある資格の点です。
ですので、取得しておけば介護業界での転職に、確実に役立つ資格です。
重度訪問介護従業者は、介護・福祉分野における資格の1つで、福祉住環境コーディネーター1~3級、難病患者等ホームヘルパー、福祉用具専門相談員、認知症ケア専門士やなどと同じく、履歴書でアピールできる資格です。
デメリット
サービスを提供する相手は、重い障害のある方となりますので、専門性やプロとしてのスキルを求められます。
重い障害を持った方を支えているという責任感を持って、仕事に従事する必要があります。
3日で資格がとれる講座のご紹介
さいごに:3日で取れる資格なのに食いっぱぐれない資格です!
いかがでしたでしょうか。重度訪問介護従業者の資格についてご紹介しました。
重度訪問介護従業者は、あまり一般的に知られていないため、取得者が少ないです。
ですので希少性が大変高いことから、平均給与も高くなっています。
この先もさらに拡大する介護業界での使える資格なら、安心して仕事をすることができますね。
ぜひ参考にしていただき、今後のキャリアにお役立てください。
こちらの記事が皆様のお役に立てば幸いです。