未経験女性が収入UPしたいなら「不動産業界へキャリアチェンジ」がおすすめの理由とは?
こちらでは、未経験から宅地建物取引士(宅建)の資格取得をして、その後どのようにして転職すればよいのかをご紹介します。
30代・40代・50代女性で、宅建を取得するかどうかを検討中なら参考になさってみてください。
これなら宅建の国家資格を取得して、年収UPできます!
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
【宅建】国家資格はどんな資格?
『宅建』の正式名称は『宅地建物取引士』です。
『宅地建物取引業法』にのっとり、十分な知識のない一般消費者を守るために、不動産に関する手続きを公正に行うスペシャリストです。
宅建業者の事務所ごとに、従業員5人に1人以上の割合で設置が義務付けされているため、常に一定数の求人がある資格です。
また、宅建士だけに認められた独占業務があるため、転職に有利になるだけでなく、手当の対象となる資格でもあります。
- 重要事項の説明
- 請雨事項の説明書面への記名・捺印
- 契約書への記名・捺印
【宅建】の資格が 未経験の女性におすすめの理由
宅建士の仕事は、未経験の30代・40代・50代女性の転職におすすめです。
また、転職に必要な宅建士の国家資格を取得するためには、年齢や学歴などの条件がなく、誰でも取得できる点もポイントでしょう。
例えばですが、いくら目指したいと思っても、6年間大学へ通う必要のある薬剤師国家資格を30代以上で目指すのは現実的ではありませんよね。
ということで、『転職に必要な国家資格が取得できる』&『取得しやすい』ということが、30代以上でキャリアチェンジ(異業種への転職)を考える場合はとても大切なことです。
その他の未経験の30代・40代・50代女性の転職に、宅建がおすすめの理由を挙げると主に8つの理由が挙げられます。
8つの 宅建の資格と仕事をおすすめする理由
- 必要資格である宅建士資格は、年齢や学歴に関係なく、誰でも目指せる国家資格。
- 30代・40代・50代の女性未経験でも宅建資格保持者なら求人が多い。
- 宅建は事務系の仕事内容も多くある。
- 宅建業界は女性が働きやすい環境へシフトする企業が増えている。(産休・育休・在宅勤務など)
- お客様対応に男性より細やかな対応のできる女性が好まれる傾向があるため女性採用が増えている。
- AIやIoTをはじめとする技術革新によって、不動産の「所有から利用へ」の傾向が高まり、今後も将来性の見込まれる仕事。
- 不動産業界は、取り扱う商品の金額が大きく平均的に年収の高い業界であるため、異業種から転職した場合収入がUPする可能性が高い。
- 宅建士の資格保持者は、資格手当が付くことが多い。
【宅建】女性の資格の活かし方
次は、宅建の資格を取得した場合、資格をどのように活かせるのか?その活かし方について見てみましょう。
不動産業界では、従業員5人に1人以上の宅建士を置くことが法律で義務づけられています。
ですので、不動産業界の求人への応募では、宅建の資格を持っていることが、採用のシーンでは決定打になります。
要するに、宅建は持っているだけで採用が有利になるということです。
女性の宅建資格の活かし方
もし、宅建の国家資格がなく、
30代・40代・50代女性が未経験から不動産業界の求人へ応募する場合、よほど特別な経験や素養がないかぎり採用は厳しいのが現実です。
ですが、上述の通り宅建の資格保持者ということが不動産業界では重要視されます。
ということで、採用を有利するというのが宅建の国家資格の活かし方といえます。
【宅建】女性 30代・40代・50代・主婦の求人状況
では、実際に女性の30代・40代・50代・主婦が未経験から宅建を取得した場合の求人を見てみましょう。
上の画像は『リクナビNEXTの企業が求める・スキルランキング』です。
1位は『宅地建物取引士(宅建士)』。
それだけ、世の中で宅建の資格保持者の需要があるということですね。
ただ、求人の探し方としては、30代は『リクナビネクスト』などの転職サイトで探せますが、
40代あたりからは、『タウンワーク』、『ハローワーク』や『求人ボックス』なども探してみましょう。
『宅建士』『年齢』『雇用形態』などを入力して探せば、具体的な仕事内容や求人ボリュームがリアルに分かります。
宅建の女性の仕事内容と年収
宅建の求人を探してみましたか?
当然ですが、応募する仕事により仕事内容が変わります。
宅建の女性の仕事内容
とはいえ宅建士の女性採用仕事の多くは、事務や営業事務、窓口業務などです。
併せて『パソコンスキルであるExcel・Wordが使える』というのも条件に入ることが多いですね。
その場合はMOS資格を取得するとさらに採用に近づけます。
未経験OKの職種の中には、営業職もあります。
すでに営業経験、また販売経験などがある方は、不動産を販売するという仕事も視野に入れてみるのもアリです。
女性の異業種からのキャリアチェンジで1,000万以上の年収条件があるのも、不動産業界ならではかもしれません。
宅建の女性パートの年収
宅建士の事務職パートの平均月収は東京都の場合29.9万円です。年収にすると約360万。
東京都内は平均的に給与が地方より高いので、加味する必要はありますが、医療事務や保育士の平均給与20万前後と比べるとかなり高いといえます。
また、29.9万円は雇用形態がパートの場合ですので、もし正社員になることができれば、賞与や福利厚生もプラスされます。
ということで、宅建士の資格は女性のキャリアチェンジ(異業種への転職)におすすめの資格といえます。
【宅建】未経験からの正社員への3ステップ
30代・40代・50代の女性が、未経験分野へ転職をする場合は、まず就職したい分野の資格を取得することです。これは必須条件です。
なぜなら、資格を取得することで、専門知識を持っているという証明になるからです。
ですが、それだけでは足りません。
なぜなら、企業は中途採用する人に即戦力を期待しているから。
ですので、経験のない未経験者が異業種への転職(キャリアチェンジ)で採用を得ることは難しいとお考えください。
では、どうしたらよいのか?
それは、いきなり正社員を目指すのではなく、『アルバイト(パート)で経験を積む』という、ワンステップ増やせばよいのです。
【宅建】未経験者はアルバイト(パート)からはじめることが鉄則
未経験分野への転職(キャリアチェンジ)の場合は、知識を資格取得で補うことができたとしても、就職できません。
ですので、まずは未経験OKのアルバイトを探して、不動産業界の経験を積むというのがファーストステップです。
そこで、不動産業界のことを学びましょう。
期間は人によります。(その方の素養や経験、応募する求人内容によるので。)
もちろん、アルバイトで在籍しながら、経験をつみつつ転職活動を始めるのもアリ。
アルバイトなら、収入を得ながら、ある程度の時間的自由もききますので、同時に転職活動もできます。
そして、アルバイトで不動産業界の経験をある程度積むことができれば、『宅建士の国家資格』と、『不動産業界での経験』を持って、正社員への転職を目指すことが可能となります。
- 宅建士の国家資格を取得する。
- 不動産業界でアルバイトをして経験を積む。
- 資格と経験を持って正社員への転職をする
30代以下の方は経験なしでもすぐ転職できることもあります
30代前半の女性は、宅建の資格取得だけでも正社員採用の可能性があります。
資格取得の勉強をしながら転職活動もありです。ただし宅建の資格は取得しましょう。
忙しくても資格取得できる オンライン通信講座 紹介
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さいごに:宅建は女性が未経験から転職するのにおすすめの国家資格です
いかがでしたでしょうか。
未経験の女性が宅建の資格取得を考える時、必要な情報をまとめてご紹介しました。
仕事に必要な宅建の国家資格は、学歴などに関係なく誰でも取得できます。ですので30代以上の未経験からキャリアチェンジにおすすめです。
そして宅建の仕事は女性が働きやすい事務系の仕事が主流です。雇用形態も正社員からパートまでありますので、女性がワークライフバランスを大切にしながら働きやすいといえます。
しかも、不動産業界は平均的に給与が高いため、年収UPを目指にもおすすめ。
ぜひ、こちらを参考にしていただき、資格を取得してご自身の目指す日常を手に入れてくださいね。
こちらの記事が皆様のお役に立てば幸いです。