【宅建】の勉強法比較 独学 vs 職業訓練 vs オンライン通信講座
こちらでは、宅建の資格取得を目指す社会人の方に向けて、独学、ハローワーク職業訓練、オンライン通信講座の3つの勉強法を比較してご紹介します。
宅建は独学なら300時間は勉強が必要。
ですのでご自身の生活スタイルにあった勉強の仕方を見つけることが合格への第一歩といえます。
ぜひこちらを参考にしていただき、ご自分にぴったりな勉強方法で合格を勝ち取ってください。
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
【宅建】の勉強法比較 独学 vs 職業訓練 vs オンライン通信講座
以下では、宅建の資格取得を目指す方へ向けて、『独学』・『職業訓練』・『オンライン通信講座』のそれぞれの勉強方法について比較検討してみました。
まずは、誰もが最初に考える『独学』から考えてみましょう。
独学
宅建士を独学で勉強する場合。独学なら早い方で1年、長い方で3年ほどで取得される方が多いです。
具体的な必要勉強時間は300時間〜400時間ですので、6ヶ月で取得したい場合は1日2時間をコンスタントに勉強するということになります。
独学のメリット・デメリットを挙げてみると以下のようになります。
- テキスト代の購入のみで済むため、低コスト。(テキスト1冊+過去問2冊=8,500円ほど)
- 自分のペースで勉強を進められる。
- 疑問点が出てきたとき、自分で調べても解決できないことがある。(ネットの情報は最新で正確とはいえないことも。)
- 広い試験範囲の中で、どこに重点をおいて勉強すればよいかが分からない。(効率化が難しい。)
- 勉強ペースがつかめず挫折しやすい。
どちらがよいかは、もちろん人によります。
もし、全然問題なしなら独学にすれば、お値打ちに資格取得できます。
独学におすすめのテキストを 2022 初心者向け 宅建の独学テキストおすすめ10選(無料アプリ機能あり)でご紹介してますので、参考になさってみてください。
職業訓練
職業訓練は、どの資格を取得するにしても、ご自宅から最寄りのハローワークがご自身の管轄です。
宅建士の職業訓練ももちろんあります。ただし残念ながら通学となります。
またご自身の管轄ハローワークに希望のコースがあるかどうかを確認してみましょう。なぜなら、地域やハローワークによって講座内容が違うからです。
職業訓練の詳しい受け方はキャリアコンサルタントがご紹介!「ハローワーク活用術」と「職業訓練の受け方」でご紹介していますが、受講手順は以下の通りです。
職業訓練の申し込みの流れ
求職申し込み・職業相談
↓受講申し込み
↓面接・筆記試験等受験
↓選考結果通知
↓受講手続き
ハロートレーニングの受講
また、職業訓練を受講するに当たり知っておきたいことは以下の通りです。
- 講座内容が市町村によって違う。またコースもいくつかある。
- ハローワークで申し込んだ後、受講するに値する人かの審査があり認定を受けなければならない。
- 受講には『必ず受講した講座に関する仕事に就職しなければならない』などの条件がある。
- 受講日程が決まっている。
- 通学しなければならない。
- 申込者が殺到して、なかなか申し込みできないこともある。
- 受講料は無料のこともあるが、有料の資格講座もある。テキスト代などは自己負担。
もし長らく働いていない(失業保険を払っていない)という方は、【ハローワーク】お金がもらえる「求職者支援訓練」とは?を参考にしてみてください。
在宅で勉強できるオンライン通信講座
最近の通信講座は、You Tubeのように、スマホ利用で専門講師の動画講義を視聴できるようになっていますので、テキストを黙々と勉強する方法とは少し違います。
少し前なら、独学との違いがあまり違いがないとお感じだった方も、この1,2年ほどで飛躍的にオンライン通信講座の内容がよくなり、資格取得のハードルが下がったといえます。
ですので、一度『難しくてムリかも』と思われた方も、トライしやすくなっています。
以下では、オンライン通信講座のメリットとデメリットを挙げてみました。
- 動画講義で試験範囲をカバーしてくれている講座を選べば、テキストを読み込まず、内容を理解できる。
- 分からないところや苦手な点は、何度も繰り返し講義を視聴することができる。
- フォローUP対応がある通信講座を選べば、疑問点を専門講師に質問できる。
- 勉強すべく内容を最小限に絞ってくれているので、合格に必要なところを重点的に学べる。
- 勉強範囲を絞ってくれているので、短期間で効率的に合格を目指せる。
- スマホ利用すれば、通勤時や待ち時間などを有効活用できるので、忙しくても資格取得を目指せる。
- 最短で資格取得できれば、その分早く資格を活かせ収入UPになるので生涯収入が上がる。
- お金がかかる。
ということで、お金がかかる点だけクリアすれば、オンライン資格講座はメリットが高いといえます。
独学 vs オンライン通信講座
とここで、みなさん独学とオンライン通信講座と、どっちがいいのか考えますよね。
例えば、スマホ1つで完結できる スタディングの宅建士講座 は、19,800円です。
独学でテキスト代を購入しても1冊3,000円ほどなら、1万円位はお金を使います。プラス1万円で1年早く資格取得できるなら安いと思いませんか?
(自分の時間と労力の価値をどう見積もるかは人によりますので、一概にいえませんが。^^;)
動画視聴はわかりにくい内容も頭に入りやすいですし、スマホでどこでも勉強できるので、『忙しくてムリ』という方でもガンガン合格しています。
資格取得にかかる時間を1年短縮できれば、その分早く働けてお金を稼げるワケですから、そのくらいは必要経費と考えてよいのでは。
ということで、宅建士の資格取得を考えるならおすすめのオンライン講座4社を以下でご紹介します。
宅建士を在宅で取れるオンライン通信講座 紹介
以下では、『在宅でオンラインOK&内容がしっかりしている&コスパの高い』通信講座を4社ピックUPしました。
オンライン通信講座4選
❶→ユーキャンの宅建士講座公式ページへ 講義動画時間 不明 テキスト 6冊 | 価格:63,000円 期間:6ヶ月 ※一般教育訓練給付金制度対象講座 |
❷→スタディングの宅建士通信講座公式ページへ 講義動画時間 32時間 +7,480円でテキスト(4冊)付きに | 価格:19,800円 期間:2022年10月31日まで |
❸→アガルートの宅建士通信講座公式ページへ 講義動画時間 70.5時間 テキスト 5冊 | 価格:54,780円 期間:2022年10月31日まで |
❹→フォーサイトの宅建士通信講座公式ページへ 講義動画時間 17.3時間 テキスト 4冊 | 価格:59,800円 期間:2022年度本試験前日まで ※一般教育訓練給付金制度対象講座 |