日本語教師養成講座ハローワーク職業訓練ガイド!倍率について
こちらでは日本語教師養成講座のハローワーク職業訓練について、受講の仕方や開催場所、競争率などについてご紹介します。
求職者支援訓練についてもご紹介していきますので、ご自身に合った勉強方法を選ぶ参考になさってみてください。
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
日本語教師養成講座をハローワーク職業訓練で受講するには
日本語教師養成講座をハローワーク職業訓練で受講するために、まず最初にすることは、
ご自身の管轄ハローワークに日本語教師養成講座が、受講できる日程と期間であるかどうかを調べることです。
なぜなら、ハローワークによって、受講できる職業訓練は一律ではないから。
また、希望の職業訓練の募集が終わった後で、次の募集までに間が空いてしまうということもあります。
ということで流れは以下の通りです。
ハローワーク職業訓練の窓口相談から受講までの流れ
ハローワークインターネットサービス 職業訓練検索一覧から、ご自身の希望の条件を入力して、自分の条件にあった日本語教師養成講座を探す。(受講できるのは最寄りのハローワークのみです。)
窓口へ行き、その旨を伝えればOK。
そこで、具体的な受講までの流れの説明があります。
また、キャリアコンサルタントへの職業相談もできます。(必要ないと判断されると、申し込めないこともある。)
職業訓練を受講できるかどうかの書類選考、学科試験、適性検査、作文などの試験を受けます。また、受講する訓練に関連する試験や、面接がある場合も。
以下の条件が認められると、正式に受講できます。
- 適職に就くために職業訓練の受講が必要
- 職業訓練を受けるために必要な能力を持っている
ハローワークの日本語教師養成講座の受講資格は?
ハローワークの日本語教師養成講座の受講資格は以下の通りです。
- 適職に就くために職業訓練の受講が必要と認められること
- 職業訓練を受けるために必要な能力を持っている
- 無職である
- 職業訓練後はすぐに仕事を探し就職可能である
ハローワーク職業訓練を受講できないケース
ハローワーク職業訓練を受講できないケースは、主に以下のケースが考えられます。
職業訓練は、国や自治体が運営する施設だけでなく、民間の教育訓練機関で行われる訓練も無料ですが、無料で受講できるのは離職者向けと障害者向けとなります。
ですので、働くながらや、学卒者の場合は有料となります。
- 働きながら日本語教師の資格を取得したい→有料
- 日本語教師の資格だけ取得したい
- 受講後の就職をすぐに考えていない
受講修了後の就職活動での注意点
ちなみに、公共職業訓練も求職者支援訓練も基本的に受講料はかかりません(テキスト代は自費)。
ハローワークでの日本語教師養成講座の特徴
ハローワークは無職の方を対象とするため、昼間の受講が一般的です。
また、就職が目的な為、より実践的な点にポイントが置かれている傾向が強いです。
訓練を修了すると「日本語教師養成講座(420時間)の修了」の資格を得ることができますので、大学卒などの経歴がなくても、日本語教師の受験資格を得ることができます。
とはいえ、一般的な民間の資格講座を受講するという場合もありますので、特に民間資格講座と変わりないことも。
ご自身が受講できる資格講座がどのような内容なのかを確認してみましょう。
職業訓練 日本語教師 倍率の実情
職業訓練の日本語教師の倍率は、ご自身の受けたいハローワークによって、また受講したいタイミングによって変わります。
ですので、まずは申請してみないことには分かりません。
ただ、最近は職業訓練の受講希望者は増える傾向にありますので、希望しても受けられないことも多々あります。
日本語教師を職業訓練で受講するメリット
やはり離職者向けと障害者向けの職業訓練ならば、無料で受講できるという点でしょうか。(テキスト代20,000円〜30,000円は有料)
日本語教師を職業訓練で受講するデメリット
職業訓練のデメリットとしては、指定された日時で講義へ確実に出席しなくてはならないという点です。
全く欠席や早退、遅刻などが、できないわけではありませんが、相応の証明書類の提出や認められる事情でなければ、終了の認定を受けられない場合もあります。
そういった点は、民間の一般的な資格講座は「時間のない人向け」のサービスが充実しているため、オンライン対応のある資格講座を選ぶ方が一定数いらっしゃるのもうなずけます。
お金がもらえる求職者支援訓練とは
求職者支援訓練とは、雇用保険を収めていない方や、雇用保険の受給が終わってしまっている方でも職業訓練が受けられる制度です。
さらに申請し認定されれば、職業訓練を無料(テキスト代別)で受講できるだけでなく、『職業訓練受講給付金』(月額10万円)がもらえる制度です。
詳しくは【ハローワーク】お金がもらえる「求職者支援訓練」とは?をご覧ください。
その他のハローワークや職業訓練の記事紹介
各エリアの日本語教師養成講座 ハローワーク職業訓練紹介
以下は、厚生労働省が管轄する主なエリアのハローワーク総合サイトをご紹介します。
(ハローワークに似せたサイトで、あやしい仕事を斡旋するサイトがあるのでご注意ください。)
URLに「go」が入っているかどうかを確認しましょう。
参考:GO.JPドメインとは
ハローワーク 東京
厚生労働省の東京 ハローワークの総合サイトです。
→ https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-hellowork/
ハローワーク 大阪
厚生労働省の大阪ハローワークの総合サイトです。
→https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-hellowork/
ハローワーク 福岡
厚生労働省の福岡ハローワークの総合サイトです。
→https://jsite.mhlw.go.jp/fukuoka-roudoukyoku/hw.html
ハローワーク 千葉
厚生労働省の千葉ハローワークの総合サイトです。
→https://jsite.mhlw.go.jp/chiba-roudoukyoku/hw/anteisyo/anteisyo01.html
ハローワーク 神奈川
厚生労働省の神奈川ハローワークの総合サイトです。
→https://jsite.mhlw.go.jp/kanagawa-hellowork/
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は日本語教師の資格を取得するためにハローワークの職業訓練を利用する場合についてご紹介しました。
ハローワークは公的機関なので、料金がかからない点がメリットですが、いつも混んでるとか、手続きが煩雑などのデメリットもあります。
ということで、民間資格講座や独学も視野に入れて考えてみましょう。
日本語教師(登録日本語教員)の関連記事一覧