mos資格の独学なら 初心者におすすめの勉強方法をご紹介!
初心者がmos資格を独学するならおすすめの勉強方法や、mosの資格について試験・費用・試験日・受け方などについてご紹介します。
人により得手不得手がありますので、一概にいえませんが、PC操作が得意ではない筆者の経験談も交えてご紹介します。
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
お値段は、参考書やテキスト本のみの購入代金にプラス15,000円程度。
独学で諸々調べる時間や労力に、15,000円払ってもよいと思うならおすすめです。
mos(マイクロオフィススペシャリスト)資格の独学なら 初心者におすすめの勉強法をご紹介!
mos(マイクロソフトオフィス)の資格を独学で勉強するには、一般的に考えて2つの勉強方法があります。
- 参考書のみで独学する勉強方法
テキストのみ購入して独学する。 - オンラインの通信講座へ申し込み独学する勉強方法
通信講座へ申し込み、スマホで動画視聴をしながら独学する。
1,mos資格を参考書のみで独学する勉強方法 体験談からご紹介
mosの資格を、参考書やテキスト本のみで独学なら一番低コスト。
参考書やテキスト本だけで独学できるなら、それにこしたことはありません。
mos資格を『参考書やテキスト本だけ』で独学する勉強法
mosの独学の勉強法は、マイクロオフィススペシャリストのExcelやWordの参考書やテキストを購入し、読みながら操作方法を理解して、PC操作を行います。
初心者は恐ろしく時間がかかる
ただ、PCに慣れていない初心者の方の場合、テキストを読んで操作方法を理解し、実際に操作することに、かなりの時間を要します。
テキスト使用は時間がある方に
ですので、時間をかけてゆっくり勉強できるならよいかもしれません。
勉強期間は1日の勉強量によりますが、初心者の場合なら6〜8ヶ月程度を見積もりましょう。
挫折する可能性あり
ただし、操作方法が途中で分からないまま、簡単なことなのに何日もかかったり、解決しないまま放置して、そのまま挫折する可能性もあります。(←経験あり^^;)
身近にPC操作について聞ける方におすすめ
操作方法や、テキストの意味が何度読んでも分からないとき、身近に聞ける家族や友達がいると、前に進みますので、身近にPC操作について聞ける方におすすめです。
おすすめのmos独学テキスト
ということで、まずは、『テキストのみで独学で頑張る』という場合は、おすすめのmosのテキスト本を以下の記事でご紹介していますので、参考になさってみてください。
2,mos資格をオンライン通信講座へ申し込み独学する勉強方法
mos資格の独学なら、通信講座へ申し込む勉強方法もあります。
ただし、ポイントが。
それは、テキスト中心の通信講座ではなく、スマホで動画視聴できる『オンライン通信講座』を選ぶことです。
なぜなら、スマホでPC操作を動画視聴しながらであれば、『テキストを読んで内容を理解し、PC操作を行う』という操作を、ひと目で分かってしまうからです。
さらに、操作方法が分からず困ったときは、『質問サポート』がありますので、すぐに解決もできて安心です。
これなら、勉強が進まなくて停滞することもなく、挫折も防げます。
ということで、初心者の方がもしmos(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を取得するなら、動画視聴できるのオンライン講座がおすすめ。
『何だそんなのあるんだ。』
『その資格講座って、お値段はどのくらいで、どこの通信講座なの?』
という方のために以下では、その動画視聴できるmos資格のオンライン通信講座をご紹介します。
mos通信講座はコストとそれ以外のメリットで考えて
もちろん受講するにはコスト(受講料)が発生します。
ですので、テキスト本だけの独学とどちらがよいか?を、「ご自身のスキルのレベル」と、「取得にかかる時間」と、「お値段」の3つのバランスで、申し込むかをお考えいただければと思います。
でも考え方によっては、通信講座でサクッとスキルを身につけて、受講料は在宅ワークで稼いで取り戻すという方が、生涯年収くらい長いスパンで考えるとお得だったりします。
初心者のmos独学におすすめの『ヒューマンアカデミー通信講座』とは?
こちらで、mos初心者の方向けにご紹介するのは、ヒューマンアカデミーの『オフィスの対策講座』です。
理由は、ヒューマンアカデミーの通信講座なら、動画視聴しながら一緒にPC操作を行えるので、早く理解が進み効率的だからです。
後ほどご紹介するユーキャンは、同じmos資格対応講座ですが、動画講義が全試験範囲に対応していません。
ですので、『試験範囲を全て動画視聴』できる点からしても、ヒューマンアカデミーがおすすめ。
独学と通信講座のお値段の比較
- テキストのみの独学の場合の費用
5,000円程度 - 通学の費用
資格の大原 31,500円 アビバ 34,800円 - ハローワークの費用
10,000円〜50,000円程度(コースによる) - 通信講座の費用
ヒューマンアカデミー(オンラインあり)19,690円
ユーキャン(テキスト中心) 29,000円
しかも、ヒューマンアカデミーなら、『パソコンがない方』は、全国のヒューマンアカデミーの教室のパソコンを借りることもできます。
また、これを機にパソコンを購入する方向けに、『無料』で『Windows入門講座・Mac入門講座』を受講生限定で公開していますので、PC経験がない方でも、順をおって資格取得までお任せできるので安心です。
以下では、有名所である『ユーキャンの資格講座』も一緒に掲載しておきます。よろしければ参考になさってみてください。
『ユーキャン』の MOS通信講座
『ユーキャン』は、従来の『テキスト中心』で学ぶ方法の資格講座。
分割払いにも対応しています。色々な資格講座を比べたい方もいらっしゃるかと思いますので、ユーキャンも掲載しておきます。
『ユーキャン』のマイクロオフィススペシャリスト(MOS)講座の特徴は以下の通りです。
ユーキャンのMOS資格講座の特徴
- 質問サービスあり。
→PCやスマホ、郵送もOK。分からないところを一人で調べるのは時間がかかります。直ぐに正しい答えを得られるのは、時短で便利。 - 指導サポート期間延長あり。
→もし、当初の予定通り勉強が進まなくても延長できる。 - 重要ポイントのみをスマホで視聴。
→重要ポイントや一部解説をスマホやPCで、復習できる副教材付きです。
ユーキャンのマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)講座>>
ヒューマンアカデミーの MOS通信講座
ヒューマンアカデミーは、全試験範囲を映像で学べるオンライン講座。
テキストを読んで理解しようとするより、動画を見れば一目瞭然。
PCが得意でない人ほど動画視聴できる通信講座がおすすめです。
ヒューマンアカデミーのMOS資格講座の特徴は以下の通りです。
ヒューマンアカデミーのMOS資格講座の特徴
- 最初から最後まで、全て動画でレクチャーしてくれる。
- ExcelやWordの資格講座を受講する前に、無料でパソコン操作が分からない方向けの受講生限定講座あり。
- 視聴回数に制限なし。何度も繰り返し納得できるまで学ぶことができる。
- 質問サポートありで安心。
- 5ヶ月〜8ヶ月の受講期間。月々3,000円程度で分割可能。(受講ソフトにより違います。)
- 資格取得後の就職サポートあり。
- デジタルパンフレットや、無料の説明会が簡単に受講できる。
参考
mos(マイクロオフィススペシャリスト)とは?試験・検定・受験料・試験日などをご紹介
ここからは、mos(マイクロオフィススペシャリスト)とは、どんな資格なのか?
オンライン講座を受けるか決める以前に、mos資格について情報が欲しい方に向けて、
簡単にmosの資格について試験・費用・試験日・受け方・メリットなどをご紹介します。
mos(マイクロオフィススペシャリスト)とは
『mos』とは、正式名称『マイクロソフトオフィススペシャリスト』という資格名を略したものです。『マイクロソフト』とは、アメリカの『Microsoft社』のこと。
そして、その『Microsoft社』の『アプリケーションソフト』である『エクセル』や『ワード』を使いこなす能力を測定する資格が、『マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)』ということなのですね。
mos(マイクロソフトオフィススペシャリスト)のソフトの種類
『Microsoft社』のアプリケーションソフトには、5種類あります。
- Excel(エクセル):文書作成ソフト
- Word(ワード):表計算ソフト
- PowerPoint(パワーポイント):プレゼンテーション ソフト
- Access(アクセス):データベース管理ソフト
- Outlook(アウトルック):電子メール・情報管理ソフト
上述の5つの『ソフトを使いこなすスキル』を証明する資格を、『マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)』といい、その後に『Excel(エクセル)』や『PowerPoint(パワーポイント)』といったソフト名が続きます。
さらに、『365&2019』など、同じソフトであっても、バージョンがマイナーチェンジすることで、少しずつ内容が変わります。
mos(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格一覧
以下に、検定を受ける際に選ぶ、レベルとバージョンを表にしてご紹介します。
試験科目 | 一般レベル (スペシャリスト) | 上級レベル (エキスパート) |
---|---|---|
Word ワード (文章作成ソフト) | Word 365&2019 Word 2016 Word 2013 | Word 365&2019 エキスパート Word 2016 エキスパート Word 2013 エキスパート Part1 Word 2013 エキスパート Part2 |
Excel エクセル (表計算ソフト) | Excel 365&2019 Excel 2016 Excel 2013 | Excel 365&2019 エキスパート Excel 2016 エキスパート Excel 2013 エキスパート Part1 Excel 2013 エキスパート Part2 |
PowerPoint パワーポイント (プレゼンテーション ソフト) | PowerPoint 365&2019 PowerPoint 2016 PowerPoint 2013 | |
Access アクセス (データーベース管理ソフト) | Access 2016 Access 2013 | Access 365&2019 |
Outlook アウトルック (電子メール・情報管理ソフト) | Outlook 365&2019 Outlook 2016 Outlook 2013 |
一般レベル『スペシャリスト』の上には、上級レベルの『エキスパート』もありますので、さらに上を目指すこともできます。
初心者は一般レベル『スペシャリスト』の『Word』と『Excel』を取得しましょう。
すでに、お気づきかと思いますが、選ぶソフトによって『できる内容』が変わりますので、勉強する内容も変わります。
もちろん『PowerPoint』や『Access』ができれば、尚よいですが、仕事の内容によっては必要ないこともありますので、まずは一般レベルの『Word』と『Excel』を取得しましょう。
mos(マイクロオフィススペシャリスト)試験の内容
以下では、mos(マイクロオフィススペシャリスト)試験の内容をまとめました。
- 受験資格:誰でも受験できます。
- 受け方と受験日:全国の30の一斉試験実施会場より選択→全国一斉開催(毎月1〜2回)
全国約1700の試験会場より選択→会場ごとに開催(毎日) - 試験地:試験会場として認定したパソコンスクールや教育機関など。
- 受験料:10,000〜13,000円程度(受ける資格によって違う。)
- 試験の内容:Officeのアプリケーションソフトを使い、どれだけ要求された作業を確実に行えるかを判定する。
全てパソコンを使った実技試験で、結果は試験終了後にすぐに画面上で確認できる。 - 試験科目:『Word』・『Excel』・『PowerPoint』・『Access』・『Outlook』でそれぞれのバージョンに分かれており、『スペシャリスト』と『エキスパート』と2のレベルがある。すべてそれぞれに受験する。
- 受験時間:各科目50分
- 合格率:非公開
- 確認先:マイクロオフィススペシャリスト公式ページ
:https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
ということで、mos(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、PCのソフトを使うスキルを客観的に測定し、証明する資格です。
次では取得すると具体的にどのようなメリットがあるのか?
ということを、少しご紹介します。
mos(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を取得するメリット
mos資格は『取得する価値あり』です。
なぜなら、PCスキルを客観的に証明するには、資格取得をするしかないからです。
もちろん、宅建士のように独占業務があるワケではないので、『mos資格があるから採用候補に』とはなりません。
ですが、IT化が急速に進む中で、今後『PCスキル』がなければ仕事を得にくくなっていくことは必至です。
mos(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を取得するメリットを以下に5つご紹介します。
- 世界共通資格のため認知度が高い。→認知されていない資格は持っていても評価にならない。
- 転職での採用にも有利になる。→PCスキルが一定以上必要な求人であれば有利に。
- 在宅ワークではスキルを証明できる。→顔の見えない相手から仕事を受注するなら100%有利。
- PC作業が早くなる→時間的余裕を得ることにつながる。効率UPにつながる。
- できる仕事量が増える→沢山の仕事量をこなすことができるので、収入UPにつながる。
1,世界共通資格のため認知度が高い。
mos『マイクロソフトオフィススペシャリスト』資格は、『民間資格』ですが、累計受験者数400万人を超える、世界共通の試験です。
それだけポピュラーで、認知度も高い資格といえるでしょう。
もし認知度が低い資格の場合、せっかく苦労して取得しても、採用担当者が知らなければ全くPRになりせん。
2,転職での採用にも有利になる。
正社員でも、アルバイトでも、求人の中で『PC操作が可能な方』という文面をよく見かけます。
そんな場合は、PRになります。
もちろんmos資格を持っている場合は、確実に採用に有利になります。
3,在宅ワークではスキルを証明できる。
在宅ワークでクラウドソーシングなどで、仕事を受注する場合、完全にネット上での仕事の発注・受注ということになります。
その場合は、資格の提示が信用につながります。
仕事を受注できる数が増えるということは、安定して収入を得ていけるということです。
4,PC作業が早くなる。
当然ですが、mos(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格を取得すれば、PCスキルが上達します。
よってPC作業が早くなります。仕事が早くなれば、時間的余裕を得ることができます。
毎日10分時短できれば、週5日なら50分。一ヶ月なら200分です。
ということで、仕事を早くこなすことができれば、1週間で3時間以上時間をつくることも可能です。
5,仕事量が増える。
そして、PC作業をする仕事の場合、早く作業がすすめば、より沢山の仕事をすることができます。
特に在宅ワークでデータ入力などの仕事で稼ぐ場合は、単純にこなした作業量が収入に直結しますので、PC作業が早くすることが収入UPにつながります。
さいごに:mos資格の独学は時間とお金と取得後のメリットのバランスで考えて
いかがでしたでしょうか。mos(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格について、初心者におすすめの勉強方法をご紹介しました。
さらに、mos(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の試験の概要についてや、取得するメリットも具体的にご紹介しました。
時間に余裕のある方や身近に教えてくれる人がいるなら、テキスト本のみで独学もあり。
ですが、もしそうでないなら、オンラインで動画視聴できる通信講座に申し込む方が、効率的で確実です。
ぜひ参考にしていただき、ご自身にあった資格取得で、mosの資格を取得してください。
こちらの記事がお役に立てば幸いです。