女性の【web面接】の準備(服装/メイク/照明)初心者でも分かりやすくご紹介!
こちらでは、『web面接』へチャレンジする際に知っておきたいことをまとめて、以下の内容でご紹介します。
- web面接と普通面接の違い
- web面接で必要なもの
- web面接の事前準備
- web面接の流れ
- web面接だからの注意点Q&A
ちなみに、web面接も、web会議も、web講座も、相手や内容が変わるだけで、みんな同じ準備ですので、web面接以外でも知っておきたいことですね。
まずは、オンラインでコニュニケーションをとる方法を知ることから始めてみましょう。
『パソコンが得意でない初心者の方向け』に分かりやすくご紹介します。
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
1、web面接と普通面接の違い
web面接と普通面接の一番の違いは、実際には対面していないことです。
では、実際に対面していないことで、どんな違いが出てくるのでしょうか?
web面接と普通面接の大きく違う点を、以下に3つ挙げてみました。
- あなたの話したこと、また相手が話したことも、マイクやイヤホンを通して伝わる。
- 見た目がカメラの写り方で変わる。
- 音や、動きにタイムラグがある。
1から順にご紹介します。
1、あなたの話したことは、マイクを通して伝わる。
オンラインでコミュニケーションをとるということは、あなたの声はマイクを通して相手に聞こえます。そしてまた、相手の声もスピーカーを通して聞こえます。
ですので、スピーカーやマイクの状態によっては、雑音が入ったり、聞き取りにくいなどの障害が発生することがあります。
対処法は、しっかりした『ネット環境』と『機材』を準備することです。
2、「見た目」がカメラの写り方で変わる。
こちらも当たり前ですが、相手に見えるのは『カメラを通した自分』なんですよね。
ですので、カメラ写りを意識してセッティングする必要があります。
その為には、やはり少々必要なものもありますが、(後ほど、必要装備をご紹介します。)
自宅にあるもので応用できそうなら、それでOKです。
お化粧は、普段より少し濃いめで。服装は明るめのインナー+スーツにします。詳しくは以下でご紹介します。
3、音と動きにタイムラグがある。
LINEなどで経験されたことがあるかもしれませんが、オンラインなので、音や動きにタイムラグが出ます。
最初は、ちょっと戸惑いますが、コツが分かれば大丈夫です。
この辺りは慣れかもしれません。
相手が話して、一呼吸おいて返答すると、タイミングよくコミニケーションを取ることができます。
2、web面接で必要なもの
では、web面接をするのには、どんなものが必要なのでしょうか?
以下に準備するのもをリストUPしました。
- パソコンやスマホなど通信できる端末
- 通信できるネット環境
- カメラ、マイク、イヤホン、ライトなど
- 面接できる場所(家の中で)
結論を先に申し上げれば、カメラ、マイク、イヤホン、ライトは、それなりの物をちゃんと準備することをおすすめします。
なぜなら、しっかりした環境がないと、安心して面接を受けられないからです。
ということは、しっかりしたコミュニケーションを相手の方とする為には、安心してコミュニケーションができる環境をつくる必要があるのです。
ということで、具体的に何が必要なのかを見ていきましょう。
1、パソコンやスマホなど通信できる端末
まずは、パソコンやスマホなど、通信できる端末が必要です。(当たり前ですね。^^;)
この準備するパソコンやスマホなどの通信できる端末のスペックによって、以下の準備するべきものが変わります。
例えば、パソコンにカメラが付いているタイプなら、別にカメラを準備する必要ありません。
ですので、その辺りからは、準備する機材が人によって変わります。
2、通信できるネット環境
オンラインなので、もちろん通信できる環境が必要になります。
そして、ある程度の通信量を、安定した速度で通信できなければ、web面接はできません。
ですので、できれば『Wi-Fi』より、有線の『光ファイバー』の方が安定的に通信を行えます。
実際にやってみて実感するのですが、通信状態が不安定だと相手とのやりとりの内容より、通信が途切れるのではないかと気が気でなくります。
ですので、単に、『つながればいいじゃん。』ということではないのです。
3、カメラ、マイク、イヤホン、ライト など
上述の通り、ご自身の準備するパソコン、スマホによって、準備するものが変わります。
例えば、静かな環境で面接を行うことが可能な方は、音をパソコンのスピーカーで聞くことも可能です。
多くの場合このような環境を整えるのが難しいため、イヤホンを準備するということになります。
また、マイクも同じですね。専用のマイクがあれば、相手もクリアな音であなたの声を聞くことができます。
さらに、ライトも。ライトの当て方1つで、感じよくも感じ悪く(^^;)もなりますので、ご自身のお部屋の環境に合わせて考えましょう。
ということで、それぞれに、自分だけでなく、相手への配慮ができるかどうかが結局、『あなたの面接のトータル的な印象』になるので、決してケチってはいけません。
4、面接できる環境(家の中で)
パソコンや機材がちゃんと揃っても、実はそれだけではweb面接ができません。
どこかに、パソコンなり、スマホを固定して、落ち着いて話せる環境が必要です。
また、意外に神経を使うのが、『自分の後ろの見え方』です。
ですので、ちょっとした布をはったり、自宅で写っても大丈夫な壁を探して、そこにパソコンをセッティングするということも考えてみましょう。
3、web面接の事前準備
では、実際にweb面接や会議はどのようにしてするのでしょうか?
具体的な事前準備と流れを知っておきましょう。
実際に、web面接(web会議)などを受ける前に必要なことは、以下の通りです。
順序は好きな順番で。
- ソフトやアプリの『ダウンロード』→『インストール』→『アカウント登録』をしておく。
- 映像や音を確認する。
- 環境を整える。
- 服装やメイクをする。
- 電話や連絡先、メモの準備。
1から順にご紹介しますが、どの順でも大丈夫です。
1、ソフトやアプリの『インストール』→『アカウント登録』&『端末の充電』
web面接の為のソフトやアプリ(スカイプ、ズーム、Microsoft teams など)は、面接を受ける企業側から指定があるかもしれません。
例えばズームなら、まずはズームのソフトをダウンロード→インストールしておく必要があります。
インストールしたら、次に自身のアカウントをつくっておきましょう。(無料)
もちろん、使用する端末の充電もしておきましょう。
2、映像や音を確認する。
次に、利用の仕方や、事前のマイクやカメラチェックなどができるサービスがある。(ズームを登録する場合)それを利用して、直前に必ず確認しておきましょう。
その際に、背景をバーチャルに変更したり、PCの向きを調整したり、後ろに布をかけてみたりと、環境を整えるながらも調整していきましょう。
3、環境を整える。
web面接中に、家に家族がいるならば、その旨を伝えておきます。
また、Wi-Fiだったりすると、電子レンジを使用すると電波状況が不安定になることもあります。事前に打ち合わせをしておきましょう。
カメラの位置
また、カメラの位置はやや自分の目線とぴったり合わせるか、やや上からの位置にしましょう。カメラの位置が低いと、相手からは見下ろされているように見えてしまします。
ライトの当て方
ライトは、パソコンの後ろあたりから自分を照らすようにすると、影ができにくく、相手にこちらの表情も見えやすいです。
ライトの明るさは、部屋の明るさにもよります。また、後ろが、白っぽいのか、暗いのかにもよりますが、とにかくあなたが一番良く見えて、相手もストレスなく見えるように工夫しましょう。
窓を向きで設定するのもおすすめです。
4、服装の準備やメイクをする。
面接での基本的なメイク、服装は通常の面接時と同じです。家だから普段着で良いワケではないので注意しましょう。
面接の服装や髪型が分からない方は、40代女性【転職面接】の服装ってどんな感じ?実情と注意点を参考にしてみてください。
基本は同じではあるのですが、ちょっとだけ、カメラようにメイクや服装をアレンジすることも必要です。
ということで、web面接でのメイク・服装ポイントは以下の通りです。
普段より少し、濃いめのメイクを。
光を自分に当てると、色がとんでしまうので、しっかりメイクしていないとノーメイクの人のように見える。
眉やアイライン、マスカラをしっかりしましょう。口紅はやや濃いめにしておくと口の動きも相手に見えやすいです。
服装の色は明るめの色で、襟の開きすぎないものを。
web面接は、肩から上しか映りません。ということは、肩から上に注力する必要があります。
表情を明るく見せるためにも、スーツのインナーの色は明るめで。これも、普段の面接と同じですが、首回りがあきすぎると、清潔感がそがれますので気をつけましょう。
5、電話や連絡先、メモ・履歴書などの準備
また、忘れがちなのが、電話の準備。
万が一ネットにトラブルが起きた際に、電話で連絡を入れることを想定して連絡先などもひかえておきましょう。
また、web面接中にメモしておきたいことを口頭で告げられる場合も。
そして履歴書、職務経歴書などは、基本的には面接中は見ないで返答するべきですが、万が一の為に同じものを控えとして持っておき、準備しておきましょう。
4、web面接の流れ
web面接の流れは以下の通りです。
基本的には普通面接と変わりません。
5、web面接だからの注意点Q&A
さて、ここまでザックリ(笑)『web面接ってこんな感じなんだ〜。』と分かってきましたか?
最後は、実際にしてみた体験談から『こんな場合はどうするの?』という質問に答えていきたいと思います。
『そうか、こんなこともあるんだ〜。』という、参考にもなるはず。
質問:声にエコーがかかるのはなぜ?
回答:この原因は、パソコンのマイクやスピーカーの設定に関連していることが多いです。事前に音声チェックをしておきましょう。
質問:相手の声が途切れ途切れに聞こえる。
回答:自分がweb面接で使っている端末以外のWi-Fiや、電波を疎外すると予想される電源を切る。
質問:自分が話していない時はどうするの?
回答:自分が話していないときは、自分の音声はミュートにするのが一般的です。(相手にこちらの出す雑音が聞こえないようにするため。)
質問:全体的にweb面接で気をつけるべき点は?
回答:話す速度と、動作を少しゆっくりに。 声は大きめにして、ゆっくりはっきりと話しましょう。 自分も相手も、ちょっとした間合いや空気が読みづらいので、こちらの意図をはっきり示すことが大切です。ですので、表情はいつもより意識して、口角を上げましょう。 うなずく時もゆっくりで。
さいごに:キャリアコンサルタントから一言
いかがでしたでしょうか。web面接に必要な準備や注意点などをご紹介しました。
納得できないかもしれませんが、実は『web面接』はweb環境やカメラやイヤホンのスペックがかなり重要です。
『いやいや?本人のスペックでしょ。』
もちろんそうです。
ですが、本人のスペックを伝える為に、最低限必要なのが上述したことなのです。
ちょっと想像してみてださい。
学歴が高く、経験があるAさんがいたとします。
でも、web面接では、声が途切れがちで映像もギザギザで不安定。もちろん、そんな中での自己PRも、しっかり聞き取れません。
一方もう一人の候補のBさん。
Bさんは、特に高学歴ではなく経験もそこそこ。でも、とてもクリアな音声と画像で、安心して笑顔で面接をすることができた。
あなたが、採用者だったら、どちらを選びますか?
できるだけ、『正確』に『スムーズ』にコミュニケーションをするのに、ご紹介したツールや機材が必要なのであれば、それは必要経費。
そして、その労力と時間、出費が『相手への配慮』とも言えるのです。
結局それができるかどうかが、採用の合否を左右するのではないでしょうか?
ということで、ぜひ、こちらを参考に、web面接を成功させてくださいね。