【歯科衛生士向け】ハローワークvs転職サイト・エージェント

『転職サイト』と『転職エージェント』と『ハローワーク』とをまとめて比較したいんだけど。
それぞれを使うメリット・デメリットってなんだろう?
おすすめの歯科衛生士の『転職サイト』や『転職エージェント』ってどこなのかな?
という疑問を解決します。
- 歯科衛生士向けの『転職サイト』と『転職エージェント』と『ハローワーク』のメリット・デメリットを比較しながら、利用の仕方もご紹介。
- 歯科衛生士向けおすすめの『転職サイト』と『転職エージェント』の紹介。
- 20代女性、子持ちママ、独身女性、40代女性、50代以上の女性の方へ向けて、それぞれの転職ポイントのアドバイス。
歯科衛生士の求人って、探しにくいですよね。
ハローワークだけで探すと、給与や待遇が妥当なのか判断がつかない。
だから『転職サイト』でも探してみる。
でも『転職サイト』は歯科衛生士だけの求人が見つけにくい。
『歯科衛生士のエージェント』は、看護師のように『専門エージェント』が沢山あるワケでもなく・・・
ということで、こちらでは『歯科衛生士』の方が、希望の求人をサクサク探せるように全部まとめて、しかも探しやすくしました。
最後にキャリアコンサルタントからの『年齢&バッググラウンド別の転職アドバイス』も、よろしければ参考にしてみてくださいね。
こちらでご紹介する『転職サイト』と『転職エージェント』一覧は以下の通り。ハローワークの求人検索リンクも一緒に掲載しておきます。
転職サイトとらばーゆ は、ご存知『女性専用』の転職サイト。(関東圏在住の方限定)
産休や育休ありや、時短勤務など、『女性が働きやすい条件あり』の求人が集まります。
転職サイトリクナビNEXTキーワード検索ページ 『歯科衛生士』とキーワードを入力すれば、資格を活かした仕事を探せます。(関連した仕事求人もあり、歯科衛生士の求人だけでない。)
転職サイトはたらいくの歯科衛生士ページ は、歯科衛生士の求人を正社員やアルバイト・パートで探せます。(全国対応)
転職サイトタウンワークの歯科衛生士ページは、正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトなど、雇用形態も条件検索できて便利。(全国対応)
転職エージェントファーストナビ歯科衛生士は『歯科衛生士専門』の『転職エージェント』。『パートOK』ですし、『高給与』・『残業なし』など、好条件が多いです。ハローワーク求人にも対応。
転職エージェントジョブメドレーの歯科衛生士 は、利用者の満足度が高い人気の転職エージェントです。『残業なしや『育児支援あり』などの求人をさがせます。
※ ハローワークで応募する場合は、ハローワークへ足を運び、紹介状を発行してもらい応募する流れです。必ず求人番号を控えて行きましょう。
ということで、以下で順にご紹介しますが、先に結論から申し上げます。
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格取得。その後、40代で人材派遣会社へ転職。現在は夫が経営するショップ運営に携わりつつ労務管理を担当。
結論:『歯科衛生士』なら『転職エージェント』と『転職サイト』『ハローワーク』を並行して利用するのがおすすめ

結論から先に申し上げれば、『歯科衛生士』は『転職エージェント』と『転職サイト』と『ハローワーク』を並行して利用するのがおすすめです。
なぜなら、それぞれにメリット・デメリットがあるからです。
並行して利用すれば、それぞれのメリットを活かしつつ効率的に転職が可能です。
例えば、『転職エージェント』なら歯科衛生士の職種に特化しているだけ、持っている情報量が確実に多いといえます。(自分で情報収集する時間を省けるので効率的です。)
さらに応募する職場の雰囲気や、働くスタッフの人や年齢なども事前に知ることができ、『働いてみたらなんか違った』という失敗を防ぐことができます。(→転職で多い失敗談です。)
また、歯科衛生士だからこその問題点も把握しており、その点をフォローする体制も持っています。おすすめ転職エージェントから見る>>
ですが、もちろん『転職エージェント』が全てではありません。
『転職サイト』にしかない求人もありますし、『ハローワーク』だから家チカが見つかるということも。
ということで、まずはは最も気軽に利用できる『転職サイト』から見てみましょう。
【歯科衛生士向け】転職サイトのご紹介

何はともあれ、求人は『転職サイト』で探すのが一番手軽です。
でも、『転職サイト』で『歯科衛生士求人』を探すとなると、なかなか一括で探せず、イライラした方も多いのでは。
ってゆーか、歯科衛生士の求人の掲載がない転職サイトだってあります。
ということで、以下のおすすめ『転職サイト』のご紹介では、すぐ探せるようにリンクをはりましたので、ぜひ活用してみてください。
おすすめの転職サイトのご紹介【歯科衛生士向け】
とらばーゆ

とらばーゆ は、ご存知『女性専用』の転職サイトです。
ですので、産休や育休ありや、時短勤務など、『女性が働きやすい条件あり』の求人が集まります。
とらばーゆの残念な点は、求人数が少ない点。
また、東京や神奈川などの関東エリアに求人が集中しています。
そして求人の内容は20代・新卒・30代前半までが多いのも特徴かも。(40代以上はキーワードに入力して検索してみてください。)
ということで、関東エリア在住で30代までの方は逆にチェックするべき。
リクナビNEX

リクナビNEXTキーワード検索ページ でも、『歯科衛生士』とキーワードを入力すれば、資格を活かした仕事を探せます。(関連した仕事求人もあり、歯科衛生士の求人だけでない。)
リクナビNEXTなら、歯科衛生士の資格を利用して、別の業界も検討したい方におすすめです。
また、正社員採用を希望する方や、40代以上の求人も見つけやすい点がメリット。
はたらいく

はたらいくの歯科衛生士ページ は、歯科衛生士の求人を正社員やアルバイト・パートで探せます。
全国エリアに対応してます。(エリアによっては求人がない場合もあり。)
女性が活躍している職場や、ブランクからの再就職、もちろん新卒や20代の方など、『働きやすさ』で探したいならチェックしてみてみるべし。
経験が浅い20代や新卒もOKの求人も探せます。
タウンワーク

タウンワークの歯科衛生士ページは、正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトなど、雇用形態も条件検索できて便利。
こちらも全国に対応していますが、地域によってはない場合もあります。
もし、ない場合は、「自分が探した条件で求人が出た際にメールでお知らせしてくれる機能」があるので、時間をかけて「希望条件」で探したい方にもおすすすめです。
転職サイトの利用方法【歯科衛生士向け】

では、『転職サイト』で歯科衛生士の求人を探すなら、どのような利用の仕方になるのでしょうか?
効率的な利用法や、簡単な転職の流れを以下でご紹介します。
転職サイトの「メールお知らせ機能」や「オファー機能」を利用する
もし急ぎでない転職なら、ご紹介した転職サイトに登録して『メールでお知らせ機能』や『オファー機能』を活用する方法がよいかもしれません。
看護師のように、常に職場が星の数(?)ほどある資格ではないため、いきなり沢山の求人から選ぶというよりは、『転職サイト』利用の場合は、ピンポイントで気に入れば応募してみることになります。
気に入った求人があればすぐ行動を
もちろん『転職サイト』で検索してみて、『いいじゃん!』と思う求人があるなら、すぐ動きましょう。
『転職サイト』は見ている人が何万人もいます。ですので、いいなと思う求人には応募が殺到するのです。
こういった点は、非公開求人を持っている『転職エージェント』の方が有利だったりします。
以下では『転職サイト』を利用しての転職の流れを簡単にご紹介します。
実際にシュミレーションしてみてください。
転職サイトの利用方法
登録したい転職サイトのトップページの『登録』からはじめましょう。
転職サイトによって若干流れが違いますが、自身のメールアドレスや名前、生年月日などを入力して登録します。
登録してはじめて、スカウト機能や気に入った条件求人が出た場合のメール受け取りができるようになります。
また、スカウト機能を利用したい場合は、まずは自分の履歴書や職務経歴を入力しましょう。
自分のプロフィールを公開すれば、オファーがもらえますし、逆に公開しなければ、誰にも見られませんので、オファーは来ません。(この場合は自分から応募するだけになります。)
気に入った求人を見つけたら応募します。
入力した履歴書や職務経歴書も応募の際に一緒に送ります。
あなたの経歴を採用担当者が確認してOKであれば、面接へ進めます。
採用担当者からの連絡の際に、指示がありますが、紙の履歴書と職務経歴書を面接で持参したり、事前に送付することもあります。
『転職サイト』から応募するなら、書類関連は先に準備しておきましょう。
採用担当者と連絡をとり、面接の日時を決めます。
直接あなたのメールアドレスでやり取りする場合もありますが、転職サイトのアカウントを利用してやり取りする場合がほとんどです。
送付した履歴書や職務経歴書は、自分用にもコピーして当日持参していきましょう。(自分が何を書いたかを把握しておくため。)
面接については、別ページで詳しくご紹介します。
合否の知らせは、だいたい1週間くらいです。
電話 or メールで連絡がきます。
面接で出社日の確認があるはずです。
もしくは、合否決定後に連絡があります。
転職サイトで探すメリット・デメリット【歯科衛生士向け】

転職では、一番身近で気軽に使えるのが『転職サイト』です。
ところでその『転職サイト』で求人を探す『メリット・デメリット』って考えたことありますか?
本気で転職するつもりなら、把握しておかないと後々失敗することも。
『転職サイト』で求人を探すということは、応募も全て自分で転職活動をするということです。
自分ペースの転職活動ができる
『転職サイト』で一番の良い点というのは、全て自分で対応でき、自分のペースで転職活動を進められること。
ですので、『ハローワーク』のように、応募の際にいちいち『ハローワーク』へ出向く必要もないですし、『転職エージェント』のように、気に入らない求人をすすめられて困ることもないワケです。
でも、裏返せばソコが落とし穴でもあるのです。
自分ペースが裏目になることも
なぜなら『自分ペース』のなので、なかなか転職活動が進められない人もいるからです。
また、応募書類の準備から面接日程設定のアポイントメント、給与や休みの交渉など全て自分でしなければなりません。
例えば、転職エージェントなら、そういった雑務はエージェント担当者がやってくれるわけです。(時間がかかり手間暇がかかる。自分を売り込むプレゼン能力も必要!?だったり・・)
第三者のアドバイスが受けられない
また、第三者の意見が入らないので、主観的で独りよがりの応募内容や面接になってしまうことも。
これも、転職エージェントなら、キャリアコンサルタントから添削を受けられますし、客観的な視点でアドバイスももらえます。
ということで、転職サイトを利用するにあたってのメリットとデメリットを以下にまとめてみました。
- 沢山の求人情報を自分で検索できる。
- 自分ペースで転職活動できる。
- じっくり色々な求人を比べられる。
- 第三者に相談やサポートやアドバイスが受けられない。
- 非公開求人から探すことができない。
- 雑務が多い。
- 転職サイトは、自分と同時に他の人も見ています。自分が良いと思う求人は他の人も同じ。なので応募者が殺到しやすい。
- 時間がかかるので、忙しいとなかなか転職が進まない。
『転職サイト』の特徴について、『なるほど~』と思いました?
『だいたい知ってた。』でした?
『だいたい知ってた』なら、『転職エージェント』の特徴もご存知かも。
でも、『なるほど~』なら、エージェントの特徴も見ておきましょう。
【歯科衛生士向け】転職エージェントのご紹介

では次に、『転職エージェント』についてご紹介します。
ところで『転職エージェント』と『転職サイト』の違いって分かりますか?
さらに、『転職エージェント』を利用するメリット・デメリットも知っておきたいですよね。
ということで、『転職エージェント』と『転職サイト』の違いと、『転職エージェント』の利用の仕方やメリット・デメリットもご紹介します。
『転職エージェント』と『転職サイト』の違い
『転職エージェント』と『転職サイト』の違いは、簡単に言えば、転職エージェントは、転職者一人一人に担当エージェントが付き、いろいろなサポートを受けられること。
一方、転職サイトは、個人で求人を探し、応募する転職方法です。
転職エージェントの色々なサポートとは以下の通りです。
転職エージェントのサービス内容とメリット
- キャリア相談やアドバイスを受けられる。
- 歯科衛生士の転職情報を提供してくれるので、情報収集する手間が省ける。
- 公開したら応募が殺到するような『転職サイト』にはない『非公開求人』を紹介してくれる。
- 就業先とのパイプがあるので、職場の状況や、雰囲気なども事前に教えてくれる。(→就職後の失敗を防げます。)
- 応募後の『履歴書の添削』や『面接のアドバイス』を受けられる。
- 面接のセッティング。(応募先とのやりとりを担当者におまかせできるので、時間がない方にはかなり便利。)
- 就業先との条件の交渉など。(給与・勤務時間 etc)
- 場合によっては、面接後のフォロー。(状況や担当者によります。)
転職エージェントのデメリット
転職エージェントのデメリットは、転職エージェントの担当者と二人三脚で転職活動を進めるので、担当者との相性があるところ。
また、希望でない求人を紹介されて困ることもあります。
担当者と相性については、人と人なので仕方ありませんが、1社の『転職エージェント』だけに登録して転職活動をするのではなく、2社以上の『転職エージェント』に登録して、利用しやすい方を選ぶのが正解です。
また、『転職サイト』や『ハローワーク』も平行して利用すると、自分にマッチした『転職の仕方』や『働き方』を選びやすいので失敗しにくいといえます。
ちなみに、希望でない求人案件をおすすめされた場合は、断って大丈夫です。
こちらでおすすめする『転職エージェント』なら、そんなことはないと思いますが・・・。
以下で『歯科衛生士』の転職におすすめの『転職エージェント』を、2社ピックUPしてみました。
おすすめの転職エージェントのご紹介【歯科衛生士向け】
ファーストナビ歯科衛生士

ファーストナビ歯科衛生士は、『歯科衛生士』の求人を専門に取り扱う転職エージェントです。
業界に精通している担当コンサルタントが、多くのクリニックとのパイプや求人情報の中から、あなたに合った求人を探して紹介してくれます
『ファーストナビ歯科衛生士』の特徴としては、ハローワークの求人にも対応しているということ。
ハローワークで探して、もし、気に入った求人があれば、こちらから応募することもできるということですね。
ハローワーク利用で応募する場合は、ハローワークへ行き、紹介状を発行してもらう必要があります。
どちらが良いかは状況にもよりますが、応募の手間暇を考えるなら、エージェント利用の方がメリットが高いといえます。
ジョブメドレー歯科衛生士

ジョブメドレーの歯科衛生士 は、ジョブメドレーは、医療業界最大級の求人数を取り扱う転職エージェントです。
こちらは非公開求人の紹介はありませんが、『残業なし』や『育児支援』あり、また『賞与あり』など、いろいろな条件で探したい方におすすめです。
言いづらい『給与』や『お休み』の条件交渉もお任せできて便利です。
また、職場について、応募前に情報をえられるので、『働き始めてからなんか違った』ということも防げます。
転職エージェントの利用方法【歯科衛生士向け】

ところで『転職エージェント』の利用法について、あなたはどのくらいご存知ですか?
『転職エージェント』とは、登録すると担当コンサルタントが付き、転職活動のサポートをしてくれる『転職サービス』です。
登録や利用料は無料です。
『転職エージェント』は、採用する企業側からマージンを得て運営されているので、利用者の負担はありません。
また、『転職エージェント』は、何社も同時利用しても全く問題ありません。あなたが、色々なお店を利用するのと何ら変わりはありません。
以下では、『転職エージェント』の登録から就職までの流れをざっくりご紹介します。
転職エージェントの利用方法
『転職エージェント』のホームページから名前や連絡先を登録する。
名前や生年月日、住所などの入力で、簡単に登録は完了できます。
『転職エージェント』の担当者から電話やメールなどで連絡がきます。
『転職エージェント』の担当者と登録するための面談します。
この面談で転職エージェントの担当者はあなたの希望を把握して、希望に合う仕事を紹介します。
ですので、自分の希望やキャリアプランなどをしっかり説明した方が、あなたの希望の転職がしやすくなります。
もちろん就職の面接ではないので、気軽にしてOK。
ただし、社会人としての基本的マナーは守りましょう。(あなたの行動と対応を担当者は見ています。しっかりした対応ができれば、優先的に仕事を紹介してもらえます。)
面談は、スーツを着用するほどではないと言われますが、スーツを着ていくと、担当者に転職への熱意や真剣度をさり気なくアピールできます。(スーツ着用してくる方も、そうでない方もどちらもいらっしゃいます。)
面談の場所は、転職エージェントへ出向く場合もありますし、ZOOMやスカイプで対応してくれるエージェントも。(担当者へ確認してみましょう。)
転職エージェントの担当者から、求人の紹介があります。
もちろん『転職サイトにはない非公開求人』の紹介も期待できます。
希望の仕事があったら、応募したい旨を担当者に伝えましょう。
求人の条件が合わない場合は、担当者に相談してみましょう。(条件が自分の希望と合わないので、今回は見合わせたいです。とか言えば大丈夫です。笑)
エージェント担当者が応募先の採用担当者へかけあってくれ、あなたの条件に合うように調整してくれることも。
書類審査が通れば、面接があります。
あなたが履歴書や職務経歴書を作成し、それを、担当者が添削してくれます。(もちろん採用されやすいように。)
この添削は、担当者が客観的視点で添削してくれます。
新たな自分のアピールポイントに気づけたり、洗練された職務経歴書の書き方を知れたり、今後の転職活動にも活かせそうなことを沢山学べるかもしれません。
面接の日時の設定などは、担当エージェントにお任せできます。
面接後に、担当エージェントがフォローを入れてくれることもあります。
採用が決定したら、入社&出社することになります。
もし、働いてみて条件が違うなど困ったことがあれば、採用後も相談してみましょう。
転職エージェントで探すメリット・デメリット【歯科衛生士向け】

『転職エージェント』利用の流れが分かったところで、メリットとデメリットをもう一度確認してみましょう。
- 登録面談へ出向かなければならない。
- 担当エージェントと相性が悪い場合がある。
- 自分の希望とは違う求人を勧められることもある。
- 歯科衛生士の業界に精通しているので、業界情報量が多い。(事前に応募先の雰囲気や傾向なども知っていて教えてくれる。)
- 担当コンサルタントがあなたの希望をヒヤリングし、自分の代わりに求人を探してくれる。
- 履歴書、職務経歴書、面接の受け方など、客観的な視点でアドバイスしてくれる(→自分で気づかなかった強み・弱みを知ることができる。)
- 面接の日時調整や、条件交渉などをあなたに変わっってしてくれる。
ハローワークと転職エージェントの違い

ちなみに、「キャリアコンサルタント」は「ハローワーク」と「転職エージェント」の両方にいますが、何が違うかを少し補足説明しますね。
キャリアコンサルタントとは、転職やキャリア相談、支援などを行う国家資格を取得した『専門スキル』を持つ人のことです。
キャリアコンサルタントとして一般企業や公的機関、学校、人材派遣会社、転職エージェントなどで『働く人の相談・支援』を行います。
※2016年4月に職業能力開発促進法に「キャリアコンサルタント」が規定されたことから名乗ることができるのは、国家資格取得者のみとなりました。
キャリアコンサルタントの違い
ハローワークでも転職エージェントでも、キャリアコンサルタントは、求職者の為に活動しますが、働く場所により多少仕事の内容が変わります。
ハローワークの場合は公的な機関ですので、特別な利害関係がありません。なので純粋に目の前にいる相談者の立場に立って就職相談に応じてくれます。
一方転職エージェントのキャリアコンサルタントは、自分が担当しているあなたの採用が決まれば、自分のポイントになります。
そのあたりのバイアスがかかる分、転職エージェント利用の方が就職に近いといえます。
なので、転職エージェントのキャリアコンサルタントは、立場は違えど目的はあなたと同じということです。
言い換えれば、転職エージェントを利用するということは、プロの転職支援を受けながら転職活動ができるということです。
(転職エージェントの担当者が、全て資格を持つキャリアコンサルタントということではありませんが、業界に精通するプロフェッショナルであることには変わりありません。)
では最後に、ハローワーク利用について、利用の仕方やメリット・デメリットをご紹介します。
【歯科衛生士向け】ハローワークのご紹介

ご存知『公的機関』である『ハローワーク』は、転職の基本といえば基本。
『失業保険』の手続きや、ハロートレーニング(職業訓練)で足を運ぶ場合もありますよね。
では、ハローワークで求人を探すポイントや、メリットやデメリットは何でしょうか?
意外にハローワークを使いこなせてい方が多いのも事実。
ということで利用の仕方も含めてご紹介します。
ハローワークの利用の仕方【歯科衛生士向け】
1,まずは、ネットで求人を検索
ハローワークの求人情報検索 でまずは検索してみましょう。
色々と条件を入力して探せますが、探しやすくするなら『歯科衛生士』と『フリーワード』に入力して検索するのが早いです。(当たり前?^^;)
応募したい場合は、ハローワークで紹介状を出してもらう必要があります。
2,求人番号をメモしてハローワークへ行く
そして、希望の求人を見つけたら『求人番号』をメモして、最寄りのハローワークへ行きましょう。
※『求人番号』は、ハローワークの求人に必ず掲載されています。
3,ハローワークでキャリアコンサルタントに訊いてみましょう
ハローワークの入り口を入ると、発券機があり、番号札を引いて待ちます。
順にカウンターに呼ばれますので、自分の番が来たらキャリアコンサルタントに希望求人の紹介状を出して欲しい旨を伝えましょう。
※ハローワークでの対応してくれる方は、国家資格を持つ転職支援のプロであるキャリアコンサルタントです。
4,カウンターではキャリアコンサルタントに色々質問してOK
ポイント
その際に、希望求人について、色々と質問をするのが賢い利用方法です。
例えば、求人を出す背景(なぜ求人を出すことになったのか。)や、18時まで勤務を17時までにできないか?など。
窓口のキャリアコンサルタントが直接、採用担当者に電話して確認してくれます。
この情報を元に、履歴書の自己PRや、職務経歴書を作成します。
そうすれば、採用に近づく履歴書と職務経歴書を作成できます。
さらに詳しいハローワークの活用術は以下をどうぞ

ハローワークで探すメリット・デメリット【歯科衛生士向け】

ハローワークで『歯科衛生士』の求人を探す場合の、メリット・デメリットは以下の通りです。
- 全国の求人(地方の求人)を探せる。
- 対象年齢が広い。(20代〜60代)
- キャリアコンサルタントに窓口で相談できる。(応募についての内容はもちろん、自身の今後のキャリア形成についての相談もできる。)
- ハローワークへ出向かなければ、紹介状を出してもらえない。(→紹介状がなければ応募できない。)
- ハローワークがいつも混雑していて、待ち時間が多い。(→働きながらが難しい。)
- 職場の詳細が聞けば分かることもあるが、コンサルタントが一回ずつ電話確認することもあるので、なかなか複数の求人案件について同時に尋ねにくい。
ということで、ハローワークでも探しつつやっぱり『転職サイト』も『転職エージェント』も利用するのがおすすめ。
その理由を少しお分かりいただけましたか?
もう一度転職サイトと転職エージェントのラインナップをみる>>
年齢別おすすめの探し方【歯科衛生士の求人】

長くなってきましたが、^^; 以下で年齢や境遇別で歯科衛生士の転職ポイントをご紹介しておしまいにします。
20代・新卒女性【歯科衛生士向け】
20代や新卒の方が、歯科衛生士として仕事を探すのであれば、上述したファーストナビ歯科衛生士や、ジョブメドレーの歯科衛生士の転職エージェントを利用するのがおすすめです。
なぜなら、転職エージェントの担当コンサルタントは、就職・転職のプロフェッショナルだから。
まだ就職活動自体に不慣れなら、担当コンサルタントのサポートを受けながら就職・転職をした方が失敗を減らせます。
また、20代・新卒ということだけで社会的な人材価値が高い為、そもそも売り手市場です。
ということで転職エージェントで、高条件の求人の紹介も受けやすいのもおすすめの理由です。
子持ちママ【歯科衛生士向け】
子持ちママの方は、時短勤務やパート雇用を希望する方が多いですので、転職エージェントならジョブメドレーの歯科衛生士がおすすめです。
また、転職サイトならとらばーゆや、タウンワークの歯科衛生士でしょうか。
転職活動の際は、必ずお子さんの預け先の確保や、家族のサポート体制を整えてからのぞみましょう。
採用者はお子さんが小さいと、採用側はその辺りのことを気にします。
そこに対して、はっきりお子さんの預け先やサポート体制があることを伝えられると、子持ちであることがネックになって、不採用になることを避けられます。
独身女性【歯科衛生士向け】
独身女性を採用する場合は、採用者が一番気にかけるのは、今後、結婚・出産をひかえているということ。
採用者は、できるだけ長く働いてもらいたいので、結婚や出産があるからと、急に辞めてしまわれるのを嫌います。
具体的に結婚や出産の予定がある方は、産休がある職場を選んだり、結婚後どうするのかも考えて、就職活動しましょう。
もし全く結婚や出産の予定が無い場合でも、やはり一言添える方がよいです。
その場合は、履歴書は面接で、しっかりと今後のキャリアプランについて主張できると、採用に流れやすくなります。
例えば、『生涯を通してこの仕事に従事したいと考えております。』などと主張すれば、採用者はずっと働いてくれそうだなというように考えます。
おすすめの転職エージェントは、ファーストナビ歯科衛生士、ジョブメドレーの歯科衛生士 のどちらもおすすめ。
転職サイトならリクナビNEXTの医療サービス関連求人や、はたらいくの歯科衛生士ページがおすすめです。
40代女性【歯科衛生士向け】
20代や新卒と同じように転職活動が難しくなるのが、30代後半〜40代です。
とはいえ歯科衛生士の仕事は、今後さらに進む高齢化社会の中でも、必要とされますので、転職も可能です。
歯科衛生士の仕事は、働き方や雇用形態に幅がありますので、ご自身の生活やキャリアプランに合わせて、職場を決めましょう。
ブランクからの再就職の場合は、パートを少ししてから正社員を目指すというキャリアプランだとスムーズかもしれません。
40代は、「転職エージェント」「ハローワーク」「転職サイト」の求人を比べつつ、転職活動するのがおすすめです。
- 転職エージェント:ファーストナビ歯科衛生士 ジョブメドレーの歯科衛生士
- ハローワーク:ハローワークの求人情報検索
- 転職サイト:はたらいくの歯科衛生士ページ タウンワークの歯科衛生士ページ
50代以上の女性【歯科衛生士向け】
50代以上の方は、ハローワークの求人情報検索 から探すと見つけやすいです。
また、転職エージェントなら、ファーストナビ歯科衛生士もおすすめです。
年齢的に選べる求人が減ってきますが、歯科衛生士の有資格者なら、選ばなければ仕事はあります。
体力的にも下がってくる年齢ですので、無理のない範囲で働き方を決めましょう。
高齢者を相手にする職場なら、採用される確率が高くなります。
歯科衛生士【おすすめ転職サイト・エージェント比較】ラインナップ一覧
転職サイトとらばーゆ は、ご存知『女性専用』の転職サイト。(関東圏在住の方限定)
産休や育休ありや、時短勤務など、『女性が働きやすい条件あり』の求人が集まります。
転職サイトリクナビNEXTキーワード検索ページ 『歯科衛生士』とキーワードを入力すれば、資格を活かした仕事を探せます。(関連した仕事求人もあり、歯科衛生士の求人だけでない。)
転職サイトはたらいくの歯科衛生士ページ は、歯科衛生士の求人を正社員やアルバイト・パートで探せます。(全国対応)
転職サイトタウンワークの歯科衛生士ページは、正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトなど、雇用形態も条件検索できて便利。(全国対応)
転職エージェントファーストナビ歯科衛生士は『歯科衛生士専門』の『転職エージェント』。『パートOK』ですし、『高給与』・『残業なし』など、好条件が多いです。ハローワーク求人にも対応。
転職エージェントジョブメドレーの歯科衛生士 は、利用者の満足度が高い人気の転職エージェントです。『残業なしや『育児支援あり』などの求人をさがせます。
※ ハローワークで応募する場合は、ハローワークへ足を運び、紹介状を発行してもらい応募する流れです。必ず求人番号を控えて行きましょう。
さいごに:【歯科衛生士】求人比較(ハローワーク/転職サイト/エージェント)
いかがでしたでしょうか。歯科衛生士の方へ向けて、転職をする際に利用するハローワーク、転職サイト、転職エージェントについて比較してご紹介しました。
それぞれ、メリットとデメリットがありますので、そこをしっかり理解して転職活動をすれば失敗を防げます。
また、最後に、女性のバッググラウンド&年齢別の転職活動のポイントもご紹介しました。
女性は特に年齢によって、転職活動の仕方というのは変わりますので、そこを理解して臨むのがおすすめです。
ぜひ、こちらを参考にしていただき、ご自身にあった転職をなさってくださいね。