転職のタイミング退職後?退職前?どっちがベスト?
こちらでは、どのタイミングで転職をしたらベストかについてご紹介します。
実は転職準備は、在職中でも、辞めてからでもどちらにも、メリットデメリットがあります。
ですので、比較検討でしてみて、自分に有利な方法を選ぶのがベスト。
ということでご紹介します。
参考:体験談から【40代女性の転職】失敗しない為の対策 まとめ
・キャリアコンサルタント【国家資格保有】
・産業カウンセラー【資格保有】
企業内で人事・スタッフ育成を担当した経験から、30代でキャリアコンサルタントの資格を取得。40代で人材派遣会社へ転職した経歴を持つ。→もっと詳しく
在職中と退職後のメリット・デメリット比較
まずは、在職中と退職後の、それぞれのメリットとデメリットを表にまとめてみました。
在職中に転職準備をする場合 | 退職後に転職準備をする場合 | |
---|---|---|
メリット | 今まで通りの収入を得ながらなので、金銭的な不安が少ない。 気持ち的な余裕を持って、準備を進められる。 | 時間的余裕があるので、資格取得、複数の応募が可能。 雇用保険が受給できる。(通常は申請してから3ヶ月後から受給が始まる。) |
デメリット | 仕事と転職準備の両立が大変。よい転職先を見つけても、迅速な行動がとれない。
採用試験では、即入社ができないため、不利になることも。 | 不採用が続くと焦りが出て、新しい仕事に対して、妥協しやすくなる。
収入が途絶えるので、生活に困る場合も。(→夫の収入・失業保険でまかなうこともできる。) |
転職はいつがベストか? 決めるポイントは3つ
在職中と退職後のメリット・デメリット比較をしてみて、どちらか迷う方は、以下の3つの視点も考慮に入れて考えてみてください。
❶経済的なポイントで決める
自己都合での退職の場合、失業保険は3〜4ヶ月後からしか受給できません。
その間、収入がなくても問題ないようであれば、退職した上で、じっくり転職してもよいかもしれません。
❷募集時期の多い時期を選ぶ
一般的に募集が増える時期は、1〜3月と7〜9月です。どちらも決算期の前で、経営の見直しから人員を補充するという場合も。
また、どちらもボーナス時期の後なので、ボーナスを貰って辞めた人員の補充のため、ということも。
どちらにしても、募集が多い時期に転職する方が、募集案件も多く、転職しやすいというのは言うまでもありません。
❸今の会社の繁忙期を避ける
今いる職場の忙しい時期に仕事を辞めるのは、できるだけ避けた方が良いでしょう。どれだけ今の職場に不満があっても、表向きは円満退社をしておいた方が無難。
円満退社でない場合は、『100害あって1利なし。』だと思いましょう。
会社にどうやって切り出すかについては、別記事でご紹介しますので、参考にしてみてください。
転職のタイミング退職後?退職前?どっちがベスト?
いかがでしたでしょうか。仕事をしている方は、在職中に転職をした方がいいのか、辞めてから転職をした方がいいのか、そのポイント、メリットデメリットをご紹介しました。
置かれた状況は人それぞれ。
だから転職するベストなタイミングも、人それぞれなんです。
結局ベストな転職時期を、自分で選択するしかないんですね。
迷ったら、リスクが少ない方を選びたくなりますが、もっと長い目で考えるなら(抽象度を上げて考えるなら)
一番自分が求める目標を、まず考えることです。
その目標に一番ベストな方法と選択をするのが、実は正解です。
ぜひ参考にしていただき、円満退職で良い転職をなさってくださいね。